梅子もとい茶子ちゃんと桜ちゃんの衣装が完成しました。

ここ数日は集中して、幼い姉妹のお洋服、作っていました。

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イメージは、コンクリートの隙間からも健気に育っている小さい可憐な野生の花・・・みたいに無邪気で強くて可愛らしい昭和の少女達。
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生地はインドネシアではなかなか手に入らないリネンを苦労してリトアニアから輸入。計算外の税金がかかりましたが、とても好きな色合いの抹茶色と桜色でジャンパースカートを作り、アンティークレースモチーフで飾りました。あとは、鞄や靴をこれから作っていきますが、とりあえずお洋服をきたお写真をアップしましょう。
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まずは、桜ちゃんから〜。桜色のリネンのジャンパースカートとちょうちん袖の白いブラウスで、お出かけ用だけど自由に走り回ることもできるミニのギャザースカートです。桜ちゃんはお顔ができた時からご予約されていて、4月に出発予定ですので、桜ちゃんと命名。出発までに小さなお靴とポシェット、帽子も作ろうね。帽子やポシェットはレース網が趣味になった娘の絵美へ注文しています。お靴は革靴・・・あるいはキャンバス時でズックにしてみようかな。
桜ちゃんはとても人気のある子で、日本からも海外の方からもご希望をいただいたのですが、お顔が生まれた瞬間にもうお家が決まっていて・・・と説明すると、どうかにたお顔の子を作って欲しいと・・・もう何年も前から私のお人形を気に入ってくださっている外国のコレクターにお願いされました。秋までにということなので、ついやってみますとお答えしたのですが、やっぱりね、よく考えたら似せようと思って作っても絶対に別のものになってしまうし、似せようと思って作るとやっぱり元の形には全く生命感が及ばないことになるので、無理だろうと思います。全く違うお顔を自由に作ってみて桜ちゃんと同じ年頃のいい子が生まれたら・・・ご連絡することにします。
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そうして、お姉ちゃんの梅子ちゃんですが、お洋服を作ってみたら、梅子という名前はどうも似合わない気がして来ました。梅子ちゃんという響きはしおらし過ぎてさくらちゃんのお姉さんには似合わないのかも。抹茶色のジャンパースカートが似合うので、茶子ちゃんはどうかな。チャコちゃんです。娘の絵美が帽子も作ってくれました。帽子には、後で小さな布花をつけてあげようね。
この桜ちゃんは、お顔のペイントを何度もやり直していて、目の大きさも初めより少し大きく修正したりしています。
このお顔のペイントにする前に、やはり外国のコレクターからお問い合わせをいただいて、ご予約寸前になったのですが、その方は樹脂粘土という素材を知らず、型で抜いたレジンの人形だと思っていたらしいことがわかりました。衣装はいらないといったからでした。私のお人形は型を使わずに全て一度きりの手作りであることや、衣装も含めて一つの作品として完成するもので、頻繁に着せ替えを楽しむ着せ替え人形には適さない素材で繊細に作られているので、とお伝えしました。私のお人形は、衣装を一つ一つ仕上げていく過程で、その子の個性も見えてくるのです。チャコちゃんは、完成してからお家を探すかもしかしたら秋に日本に連れて行く候補にしておこうかな、と思います。
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チャコちゃんは小学生かな。2年生か、3年生のお姉さんかな。靴下と革靴を作ってあげようね。
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あんよが寒そうね。
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二人は暖かな春の日にどこかにお出かけするのを楽しみにしているようです。
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桜ちゃんはカバンに小さい生き物を入れて持っていきます。
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チャコちゃんは、バスケットにお弁当を持って行くかな。
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アバビ村はまだまだ雨ばかり降る毎日が続いていますが、今日は朝から夕方まで降らずにいてくれて、犬達もお庭に自由に出ることができました。3月になれば、すこしづつ太陽の出る時間が長くなってくる。日本も春の足音が聞こえてくるはずです。

二人のお靴を作り始める前に、小さい妖精達のお顔をいくつか作っておきましょう・・・。











by ekadantaya | 2022-01-15 17:17 | Trackback | Comments(0)