ランプーヤン山 精霊たちの世界を通って、神々の世界の入り口へ。

東バリ島の最も古い聖地と言われているランプーヤン山に登って、3つの寺でお祈りをしてきました。

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ランプーヤン山は、標高1174Mほどのあまり高くもない山ですが、丘ではなくて立派な山。
この聖山はバリ島最東部に位置し、ロンボク海峡とアグン山に挟まれた絶景に恵まれ、バリでは一番古く神聖な場所であると村の人々から聞いていて、いつの日か子供達が大きくなったら、登ってお祈りをしに行こうと決めていました。
でもなかなか良い機会がなく、今回は予期せず娘と息子のお休みが重なって、家族4人揃った週末、思い立ってお供え物を準備し、新月の日にお祈りに行くことになったのです。
これが、私と子供達にとっては初めてのランプーヤン体験です。

早朝6時、まだ暗いうちに車で家を出発しました。

前日に市場で買い物した様々な果物と、お菓子、そして主人が料理したアヤム・トトゥ(地鶏にスパイスをすりつぶしたものをたっぷりまぶして、パーム椰子の花の皮で包み、じっくり蒸し焼きにしたご馳走)とおばあちゃんが作ったヤシの葉のちまき(クティパット)、そしてチャナンを入れた思い供え物のカゴは、地元の女性がアルバイトで担いで一緒に登ってくれる仕組みです。(料金は少し多めにして、二千円くらい。)
ここからは上り坂ですが、バイクも車もまだ登れる道路で、料金を払えばバイクやトラックで次の寺まで行けます。が、張り切っている私たちはお断りして、ここから徒歩で登ります。

朝もやと霧に囲まれながら、朝日の気配もし始めて、冷たい空気に爽やかな植物の香りが・・・
主人に持たせたカメラを私が持って、写真を撮りながら歩くことにしました。
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霧というより、雲が流れている感じ。
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ああ〜アグン山のてっぺんが見えた〜
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二番目の寺でお祈りをした後、本格的に階段の上り坂に突入。ここから2時間上り坂です。
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次の三番目の寺までは、1キロほどあるとか。1キロの階段を登りっぱなしだということがどういうことだかちょっとだけわかってきた頃、ちょっと休憩。
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これはすごい。疲れたと言ってはいけないそうで、私の場合は、ああ〜疲れてな〜い。ああ〜足が痛くな〜い。と言いながら登りました。階段が途切れてちょっとだけ平坦になっている場所を大体15段くらいおきに作ってあって、そこで10秒くらい休むと、不可能だと思っていたことも可能になります。


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なんと、地元の荷物運びの女性と一緒に、遥か前方に消えたのは娘の絵美。私とお兄ちゃんは人のいないワルンで休み、
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記念写真とかとっていると、また少し歩けるようになります。

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お兄ちゃんも張り切って妹に追いつき、私と主人はのんびりと後から登っていくと、

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ついにパサールアグン(三番目の寺)に到着!このチャンディーからの眺めは最高。
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この時は主人がカメラを持っていました。私はインスタグラムのビデオを撮っているところ。ああ、5キロ痩せたい。私だけスニーカーを履いて行きましたが、道は雨が降らない限りはちゃんと階段なので、ゴムサンダルでも十分行けそうです。

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男前の、アグン山。
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真っ白いチャンディーのお寺で、まずは感謝の祈りを捧げました。
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そして、頂上にある最後の四番目のお寺までラストスパートです。半キロある、と荷物持ちの女性が教えてくれたので、思わずええ〜〜〜そんなに〜〜と言ってしまった。しかし、今度は平坦な道で、下り坂もあるから大丈夫とのこと。

歩き始めると、なんという素晴らしい世界。歩けば歩くほど、美しいファンタジーの世界の奥深くに入っていくような感じ・・・

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ええ〜〜この眺めは確か・・・ロードオブザリングでエルフの船が出ていく入江みたいじゃないですか!
残念なことに私のカメラと腕では映らなかった海が美しすぎました。ロンボク海峡を挟んで、アメッド村の風景です。
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谷に挟まれた村2の小さな屋根や繊細な道がミニチュアのように見えます。雲が風で晴れた時にシャッターを切るタイミング。
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ここはもう植物の存在の仕方が地上とは違います。妖精やエルフや水木しげるさんの見た妖怪もいっぱいいますね。
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下から元気な子供達の声がしてきて、お祈りの人々がどんどんやってきます。この日は新月で、儀式のためにたくさんの人が早朝からやってきました。

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この美しい世界では、疲れなんてもう吹き飛んでしまいます。幸せで家族4人がニッコニコな時なんて、地上では滅多にないわよね。
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ほうら、たくさんいる。

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すれ違う人々も精霊かもしれない。

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1人でこないほうがよさそうですね。
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ここら辺からまた主人がカメラマン。
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朝日のシャワー。
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もう少しだって、言ったのに〜〜〜

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美しすぎるシダたち。

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階段じゃないって言ったのに〜〜〜〜
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終点を期待しないで登り始めたら、
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最後の寺、頂上に到着しました〜〜〜。子供達はもう入り口で休んでます。
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ティラムの儀式の準備に1時間ほどかかるのを待っていましたが、プーマンクーのリードで、たくさんの人々とともに祈ることができました。
雲の流れの中の天空の城ラピュタのような頂上の寺で、冷たく澄み切った空気の中、祈りを捧げることができました。
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お祈りの後には持ってきたお供え物のお下がりで、豪華なランチを楽しみ、息子は寺の外の物売りのおばさんからカップラーメンとお菓子と飲み物を買い、なんだか美味しくて美味しくて・・食べすぎてしまって、ダイエットにはならず、元の木阿弥ですが、お腹いっぱい幸せいっぱい。

帰りは、文字通り飛ぶように・・・下まで降りてきました。

この不思議なランプーヤン山の世界を知ったことは、私たち家族にとって、忘れることのできない最高の思い出になりました。

お兄ちゃんが帰るたびに、登りたいわね・・と娘と言っています。

翌日は、息子と娘はふくらはぎが痛いと言い、私は1日腿が痛くって・・・しゃがむのに一苦労しましたけど。

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天使君の翼も完成しました。

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明日息子を空港に送ってから、たくさん写真をアップしますね。
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次の息子の休暇は12月のクリスマスからお正月にかけてです。
9月から大学4年生になり、卒業まで後1年となりました。

毎日スクワットを頑張って、またお兄ちゃんの休暇にはランプーヤン山にお祈りに行こうかな。

ランプーヤン山の森から何か不思議なエネルギーが付いてきた気がしますので、次の休暇まではお人形制作に集中しようと思います。

明日からグリア姫もジョジョとブンガも、ドキドキの人形展が始まります。
里加子さんのお花も応援に駆けつけてくれますので、どうかしっかりと、アバビ村のエネルギーを大都会の真ん中でも放つことができますように。
今日は搬入・展示です。全てお任せしてしまいますが、ドルスバラードの斎藤様、この3人をどうぞよろしくお願いいたします。
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by ekadantaya | 2018-09-11 13:07 | Trackback | Comments(0)

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