アンタレジャ仕上げ。
アンタレジャをついに仕上げました。
長い間手をつけられずに迷っていたのが、肌の色。肌が白人のような白い色をしていたのは、まだブレードランナーのレプリカント、ロイ・バッティーの影響を引きずっていたのでした。
そのせいで、胸をあらわにするとなんだかちょっとエロっぽいと言うか生っぽく、何か胸当てのようなものが必要だと、スペイン製のアンティークレースで、くもの巣の胸当てをしておりました。
しかし、もう帰国まで日がなくなってきて、思い切ってアンタレジャの仕上げを決意。
またばらばらに解体して、肌の色を、南国の太陽にじりじりと焼かれた褐色の色に・・・・何度も何度もヒートペイントを焼き付けて、文字通りこんがりと・・・・・焼き上げました。
すると、裸の胸は美しく、より引き締まって見え、ああこの美しい筋肉を隠す手はないではないかと・・・・。
衣装は、裸・・ということに決定いたしました。いや、大きな立派な人工ドラゴン翼がありました。
帰国時に、アクセサリー店を商っている妹に何か素敵なペンダントでもいただければ、それをつけて丸善にいきます。
それでは、正義と神への愛のために自己を犠牲にする決意を固めた英雄アンタレジャ・・・・完成した肌の色をご覧ください。
大きな翼を広げると1m20cmくらいになりますが、本人は半身27cmの高さで、お顔は手のひらと比べてもこのくらいこじんまりとしている・・・ちょうど小柄な鷹くらいでしょうか。
大きな翼は若かりし父の笑顔とよく似合います。
天使とも大変相性が良いです。
これで、そろそろ人ガタ展へ作品も揃ってきましたので、ちょっと並べてみると・・・。
木の葉ちゃんは大きな間接部分に少し厚手のスウェード革を張り込んで、お顔の細部を微妙に仕上げるつもりです。
小鳥ちゃんは準備オーケーかな。
蛍ちゃんはマニキュアを黒いままにするか、やっぱり落とすかを悩み中。ヘッドドレスは展示のバランスを見てから、どのようにするかを考えます。
怪獣たちはあまり目立たないように・・・・隙間を埋めるような感じでちょこんと存在させようかなと。
そして小さな小人の坊やは一人で少し寂しそうなので・・・・時間が許せばお友達を・・・・とは思っているのですが・・・・・。
明日はエアパッキンを買うついでに、色々とショッピングの予定でスカワティに行きます。
できれば、クバヤの素敵な生地を娘と私に買いたい。久しぶりにクバヤをオーダーメイドで仕立てようかなと思っています。あとは、ちょっと素敵なデザインの普段着や毛布・・・スカワティで何が見つけられるか、ちょっと楽しみ。家族で久しぶりの外出です。
明後日は丘の家を近所のご夫婦に掃除してもらう日。家の掃除もしておかないと。
そして6日には・・ついにうっちゃん一同をお迎えに行き、マジカル・ミステリーツアーのコンダクターとなって、家事もままならぬ5日間・・・お人形制作も中休みです。
10日からは、できているお人形たちの細部の仕上げや点検、そしてもう一度それぞれちゃんとした記念写真を撮ってあげてから・・・・お人形はみんな梱包して先に送ってしまおうと思います。
怪獣たちはトランクの中で転げまわっても・・・大丈夫なようにエアパッキンで厳重梱包して・・・。
by ekadantaya | 2013-08-03 15:30 | Trackback | Comments(0)