2012年 ガルンガン やっと会えた最後のドラゴン・スダアンばあさん

ガルガンの前日、プナンパハンの日に、海のパパ後藤さんから大漁コール。
さっそく、ガルンガンの準備を終えた夕方からパ・ニョマンと後藤さんの泊まるラーマ・ホテルに魚をいただきに行ってきました。
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こんなことはめったにないことで、普段はガルンガンには前日作った豚の串焼き・・サテをみんなで食べるのですが、今朝は早朝から魚をさばき、半分をから揚げに、半分をバナナの葉で包み焼きにして、大変に美味しい朝ごはんを食べ・・・・
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母寺に揃ってお祈りに行ってきました。いつでも一番先に祈るのは家族みんなの健康です。
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そして、午前中のお祈りが終わると、それぞれが行きたいところに行くのがこのガルンガン。普通はご無沙汰している親戚や友人の家を訪問しあったりします。

私は最近重い病気にかかって寝ていると聞いていたオダ・スダアンに会いに行こうと決めていました。

懐かしい森の道
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ここは長男がお腹の中にいてパンパンに大きくなったお腹のときに毎日夕方になると無性に歩きたくなり、そしてついには2人姉妹の魔女といわれていたオダ・スダアンとオダ・リンギットがワイワイ寄ってケーと叫ぶ家の前を通り越してがけっぷちに近い小山を登り、山のてっぺんのオダ・ワゲの家まで到達し、それからまた大きく回り道をして帰ってくる、という散歩をしていたのを思い出します。
・・・これは未だに自分自身でも不思議な行動の1つです。酔っ払っているわけでもないのに、足が勝手に動きどんどん歩きたくなって、方角も決めてしまう。一緒についてきた犬が2匹、帰りには足を引きずるほどのハードな道程を気持ちよく歩きとおしたのです。歩くのが何より苦手なこの私が・・・・妊婦の七不思議だと思っていました。

これが、魔女の家
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あの当時、元気いっぱいだった白髪で背の高い冗談ばかり言って大笑いするオダ・リンギットはもうこの世にはいません。妹のオダ・スダアンだけが、甥っ子の嫁の世話になって、今はこの家に寝たきりでいます。

暗い部屋の中に、衛生的とは消していうことはできない状態で真っ赤なセーターを着たオダ・スダアンがいました。見ると片足が殆ど骨と皮だけに細くなり、足の先が黒く浮腫んでいやなにおいがします。
とても痛いと訴えます。壊疽を起こしているのだと思います。
半年前、リュウマチの注射を受けた跡が日増しに大きく穴が広がって、このようになったと・・・。
多分、糖尿病から来ている壊疽ではないかと往診に来た医者は薬を置いていきましたが、オダ・スダアンは飲もうとはしません。

病院はぜったいにいやだと拒否し、往診に来た医者が置いていく薬は枕にくれてやり・・・・イタイイタイと泣き声をあげながらもしっかりした調子で世話をしてくれるメ・ルニに命令します。
そして、私にあのときの散歩のときについてきた犬はどうした??と15年前のことをはっきり覚えています。
年は多分90歳に近いのだろうと思いますが、この足の壊疽が起きるまで本当にぴんぴんしていたのです。

只者ではない・・このおばあさんは、正真正銘のドラゴンだと・・・私と主人は思ってます。
実は、このオダ・スダアンは・・・大変な金持ちの娘で、姉妹揃ってその父親が嫁に出さなかったと・・・・・。そして膨大な財産をその2人だけで守るためにこの家から離れなかったということで、親族も近寄らせず、他人は信用せず、特に男どもから大変に恐れられていたというおばあさん。
その怒りに触れると、大変なことになったと・・・・。
そして、オダ・スダアンがいうには、昔、好きでもない男に惚れられて、逆恨みをされて、呪いをかけられた・・というのです。それで、男をますます警戒するようになったのでしょうね。
では、ちょっと心臓の弱い方はごらんにならないほうが良いかと思いますが・・・・本物のドラゴンの目を持ったオダ・スダアンの写真を撮ってきました。
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部屋が暗いので撮りにくかったのですが、オダ・スダアンは私に自分の肖像画を描いて欲しいと、前から思っていたというのです。

大変な神通力を持っていたといわれるその父上の肖像画はワヤン・ルディカが大変昔に描いたものです。この絵は生きて目が動くようです。
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外には額に入った古い写真が湿気で今にも消えそうになっていて・・・主人の祖母グリアおばあさんを真ん中に、まだしっかりしているオダ・スダアンとオダ・リンギットが直立不動で写っています。
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・・・病院に入れば強制されて何をされるか分からない、家にいたほうがいいといいながら、痛みに時々うめく姿を見て、燃えるような目のこのおばあさんが選んだ最後の戦いなのだと感じました。

そして、家に帰ると、丘の裏に住む親しい家族のおじいちゃんがなくなったという知らせ。
弟夫婦と、従兄弟夫婦と、雨の中をお米とお砂糖を入れたお盆を頭に乗せて行ってきました。

その家のおじいちゃんは、21人も子供を持っています。奥さんが2人か3人いるようですね。なので、お金持ちではないのですが、広大な範囲で全て家族が集まって家を建てているので、私の丘の周りはその家族の王国のようになっています。
亡くなるときにも、1週間ちょっと具合を悪くして寝ていたが、昨日は息を引き取るまで大きな声でしゃべくっていたわよと。大きな体は小さくなってはいましたが、いつでもみんなを笑わせる、明るい楽しいおじいちゃんでしたから、きっと最後もそのようなのだ・・と皆が言っていました。

そして、夕方は帰ってきていた親族もみなそれぞれ都会に戻り、息子と娘も恒例で、従兄弟の家について行き・・・6日間・・・・家事が半分以下で済む・・・製作三昧のチャンスをいただきました。

セイメイ君の手足・・細工を終えました。
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全身が球体間接のお人形は抱っこすると変な感触で・・・ゴムがビローンと伸びたり手首が回ったり・・・・抱き人形には適さないつくりだとおもうのですが、手足の先だけなら・・・・どうかな?手首と足首で表情がちょっと出るし、抱っこも差し支えないかな??と試すことにしました。
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セイメイ君はこの辺にしておいて、明日からまた新たに粘土を練り・・・女の子のお顔が作ってみたくなりました。

# by ekadantaya | 2012-02-01 23:10 | Trackback | Comments(0)

日曜日の丘でアートプロジェクト再開。毛の生えたセイメイ君

今日は朝からゆっくりとした日曜日。

娘は昨日の晩から隣の女の子とおばあちゃんと母屋にお泊り。
主人と息子は昨夜真夜中までシラットの試合観戦してきたと言うのに、早朝からまた会場へ揃って出かけ・・・
私はゆっくりとした時間をいただきました。

午後はセリーがやっと再開できたアート・プロジェクトのお手伝いに丘へ。

久しぶりに集まった子供たち・・描いてました・・最高に幸せそうに。

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今日のテーマは鳥。
色とりどりのトロピカルな楽園バード達のイメージは、きっと日本の子供たちからはここまで鮮やかには出ないでしょうね。

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アリアントはやさしい穏やかな色の風景画と共に、いつでもかっこいい怪獣も描いています。
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フェンディの今日の作品は、セリーにねだられて、持って行かれてしまいました。
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絵を描くと、あっという間に平安な時間が過ぎていきます・・・。
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そして半分までセリーとこどもたちが丘を登った頃・・・いきなりスコール!!土砂降りで、しばらく丘の従業員部屋でジュリーたちとおしゃべりをして時間をつぶしてきました。
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ガルンガンとクニンガンは来週から2週間。。学校も役所もお休みになります。
そして3月にはニュピが待っています。大きな張りぼて人形のオゴオゴを製作する計画もそろそろ立てなくては。
アート・プロジェクトで作品をバリ・バッシュのボランティアに販売して得たお金を、丘の若者たちが製作する今年のオゴオゴに制作費の一部として寄付しようとセリーが発案しました。

来週はそのオゴオゴ・・・人の心に住む怪物たちの姿をみんなでテーマにして描いてみることにしました。

そうそう、2月の末にセリーがニュージーランドへ3週間行く予定なのですが・・・実はセリーの写真作品が、ニュージーランドの美術館に大量に買い取られ、その展覧会へ行くことになったそうで・・・何かワクワクする出来事のようです。詳しくは、来週お茶を飲みに言ったら・・・出品作品も会わせて説明してくれるそうで・・・楽しみ!

セリーは私より5歳から8歳くらい・・離れているのではないだろうかという年齢ですが、シワシワになってもぜんぜん可愛い!いつも新鮮に感動して感激して、そして愛する家族や友人や子供たちのために、勇敢に大変マメに苦労をいとわず行動する力を持っています。
飽きるということがない。アバビ村のおばあちゃんたちもセリーのようにいつでも張り切って動いていますから、きっとそれが一番の魔法の鍵ですね。心がしおれない・・・お顔なんかどうでもいいのです。シワシワでいいのだ。けれど心はいつでも、最後の心臓の一打ちまでワクワク・・ドキドキしていることができそうです。
創造の喜びが暮らしの中の全てになるように・・セリーについていかなくちゃ。

ソレデ帰ってきてから、セイメイ君の髪の毛を仕上げました。
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朝は借り上げ君になっていたのですが、自然な感じに伸びた髪の毛のようになりました。
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素材はチキアンラムという少し毛先がカールしたラムの毛皮を貼り付けています。
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丸い頭に貼り付けるにはパズルのように毛の流れやボリュームを考えながら貼り付けていくので結構難しいコツのいる作業です。
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でも、こどもの髪の毛には丁度この毛皮の毛の細さと滑らかな手触りがぴったりなのです。
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セイメイ君はお目目が小さくて・・・主人に中国の子供か?といわれましたが、結構友人をまとめて何人か思い出してしまうお顔で・・・ほっておけなくなりました。
そこで、手足を明日からちょっと久しぶりの工夫をしながら・・・作ってみようかなと思います。

では、ガルンガンとともに、手足が成功しますまで・・・こちらの幸せすぎる画像をご覧くださいませ。
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こんなに幸せな2人を見たら・・・もう他には何もいりません・・・・。

# by ekadantaya | 2012-01-29 22:18 | Trackback | Comments(0)

突風による2日間の停電と断水・・・その間にできたこんなお顔。

今週はとても大変な週でした。

火曜日から突風が吹き、停電。アバビ村は断水も。・・・・2日間全く水が水道から出ないし、電気もなしの生活・・・。もう慣れたものではありますが、やっぱりこういうときに水道から水が出たり、電気をどんどん使える生活という土台はやっぱりもろいものなのだ・・と確信します。
電気がなければ、水道も水を上げる機械が動かないために断水・・・・。

実はこの停電・・つい数日jまえに、去年の個展で頂いた素敵なろうそくを使いたいから停電を待っている・・と言ってしまったすぐあとで、言霊かしら・・??なんてちょっとびっくり。
すると、息子が、太陽の黒点が爆発した影響だと言うし、またもや不気味。
早速家中のろうそくもランプも総動員して2晩をこどもたちと過ごしながら・・・・・ある男の子のお顔を作りました。
こてこての・・・・・
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日本人顔。
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名前はセイメイくん。
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気に入ったような・・・でもちょっとマルコメすぎる様な・・・・
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見ていると穏やかではあります。
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アヤカシどもがこのえくぼに降参するかもしれないような・・・。
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涼やかで頼もしいセイメイ君の微笑み。

この子はとりあえず置いておいて・・・もう少し材料が揃うまでは小さな怪しいものをつくろうかな・・・・などと思いながら、もう目の前にガルンガン。明日から親族も帰ってまいります。
しかも、奥歯が痛い・・。治療しているのですがまだ痛い・・・。
来年は50年も生きたという年齢になる私。40才を過ぎて、まず不便を第一に感じたのが目です。かなり早めの老眼。歯は子供の頃から歯医者さんのお世話になっていたし、此方に来てから名医ドクター・イングリットに出会うまでに間違って抜かれたり、いい加減なブリッジで痛んでしまった歯、そして出産で失われたカルシウムの影響でもろくなっている歯・・・ああ、奥歯がなくなったら食べるのはとても困難になりますが・・・・こう痛くては仕方ないかな。今日はドクターと相談してみよう。
そろそろ人生の半分以上は過ぎたということになるのでしょうが、大人になる前、思春期は、未来の夢と現実と希望と絶望で悩みまくる時期であるのに比べて、年老いていくという覚悟を固める時期は40歳から始まる気がします。更年期というのでしょうか。
ちょっと、似ているな・・と思ったのが停電と断水。
いつも当たり前と思っていた便利さが急になくなる・・・。それもまた慣れていくものですが、心を柔軟に、そして角ばって力んでいないようにしないと、人は誰も元気に年をとることはできませんね。
セイメイを受けたもの全ては同じ道のりを歩きます。同じ川を流れていくという表現のほうが近いですね。ゆったりと、力を抜く・・・これが最良の生き方だとわかってはいても・・・ですね。精進しなくては。

そして、先ほど届いた幸せな幸せなお便り・・。
エジン君、可愛い奥様の待つお家に無事到着・・・。
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こんなに幸せなお写真・・・・
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エジン君とエリザちゃん・・・末永くお幸せに・・。

そしてもう一組・・・。かなり野性的な奴らですが・・・。
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ワイルドフェアリー君の到着したお家には、黒猫のパヒット君がもらわれてきていました。これも妙な相性のよさでしみじみと幸せな男同士の会話が聞こえそう。

さて、突風は木を倒したり、大きな看板を吹き飛ばして危険なことこの上なく、私の家の裏の椰子の木も、重たい実を落として瓦屋根がまた壊れましたが・・・昨日はピッたちと風がやみました。

なぜかというと、主人やアバビ村の前村長(マデ・ディプタ)や前アンラプラ市長のクタ氏が中心となって準備をしていたシラット全国大会がアンラプラ体育館で開催されたのです。
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私も主人の迎えで会場に行き、華やかな開幕式、そしてデンパサールとカランガサムの対決試合をアバビ村の子供たちと観戦しました。
このシラット協会は、完全なボランティアで成り立っていて、子供たちを育てあげると、選手だった若者たちは指導者になりまたこどもたちを教え・・・・家庭を持ってもみんなで協力して参加する素晴らしいシステムを持っています。
武士道精神・・・・スポーツマンシップ・・・どちらもヒンドゥのマナーそのものの教育方法。
町では今たくさんの中高生がバイクで競争する・・日本では暴走族といいましたが、こちらではレース・トレットレカンといいますが・・に夢中。近代化する途中では仕方のない現象なのでしょうが、力をあり余した青年たちの自己破壊衝動・・・・これを導く大人がいないのが・・・忙しい経済文化のあり方なのでしょう。

なので、主人たちが無償で頑張るシラットの活動を、私やこども達も大いに応援しています。

シラットの選手たちは揃ってさわやかで礼儀正しく、素晴らしい青年に成長します。
そして殆どの青年たちが、それぞれの人生で幸せを勝ち取ります。強い人は心やさしい・・・・素敵な家庭を作っています。
人生のどんな場面にあっても、愛のために忍耐強く頑張ることができるため、こども達を心身ともに強く健康に幸せに育てたいものです。

さて、では、ガルンガンの準備に入ります。

# by ekadantaya | 2012-01-28 15:10 | Trackback | Comments(0)

エジン君、お支度。隣のグデJrの盛大な誕生パーティ。

エジン君、お支度完了です。
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首を長くして待っていてくれるに違いない、可愛いあの子に・・・手土産も持ったし。
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ところで・・類人猿がメガネをかけると・・やけに頭がよさそうに見えると思うのですが・・・・。
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明日の朝出発予定です。無事到着しますように・・・。

一昨日の夕方、隣のグデジュニアのお誕生会に娘と私が御呼ばれしました。プレゼントを持って行って見ると・・・ナンという大勢のお客さん・・。この辺の子供がみんな来ています。
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40年前くらいの日本にもあった食べるより見ていたほうがよいかもしれないバタークリームのすごいデコレーションケーキ。
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ケーキを配って食べ終わると、みんなを並ばせて・・・
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グデジュニアがなにやら箱を配る・・・
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箱をもらうとみんなはさっさと帰っていきました。
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私も絵美もその箱を1つずつもらい・・あけてみると中は・・・・
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手作りの美味しいお弁当です!
こちらではお祝い事にはサフランライス、そしてサフランライスにぴったり似合うおかずが、テンペの甘辛炒めや鶏肉のスパイシーな炒め物、そしてビーフンとゆで卵、欠かせないきゅうりも乗ったスペシャルです。
ここのおうちのおばさんがとっても料理が上手なので、持って帰って食べたら本当に美味しかった!
50個はお弁当を作ったと思います・・・。グデジュニアの誕生日はこの辺の子供たちの毎年の楽しみになりました。

これはこちらの家庭では新しい行事で、ちょうど日本も戦後の高度成長期時代ににこんなお誕生会が普及したのではないかと思いますので、近代化の証・・なのかもしれませんが・・・。
ただでさえ儀式が多くて大変なのに、こういう催しものをする隣の家族は凄いな・・・と思います。
みんなに幸せになってもらうというのがイベントの目的で、準備も出費も大変ですが、その分幸せも大きい・・。
これが、本当には儀式の基本だったのでしょうね。

来週からまたこの島で一番大きな祭日がやってきます。ガルンガンです。
お嫁にきて30回目のガルンガン。年に2回ありますから。
初めはお祭りで親戚がどっと帰ってくるのを本当に災難だと思っていました。何をどう手伝ってよいのか分からないし、急に居場所がなくなる気分でした。そして一人だけやはりガイジンなのだと思い知らされることばかり。早く終わらないかなとばかり思っていました。
でも、今では子供たちと一緒にみんなが帰ってくるのをとても楽しみにしています。

ガルンガンが始まるまでに一人お顔を作りたいと思っていますが・・生まれてくるかな。

# by ekadantaya | 2012-01-24 14:56 | Trackback | Comments(0)

アバビ村は女のニュピとシワ・ラトゥリ。エジン君、吉日完成。

アバビ村に祭日が来ました。
昨日、田んぼの真ん中にある村の寺クダトンで、お祈り。
久しぶりにシガラジャから弟家族も帰ってきて、子供たちもみんなそろって出かけると、会うわ会うわ・・・顔見知りの華やかな笑顔!!こうしてお祭りのお祈りにみんなで出かけるときくらいしか、こう沢山の笑顔には会えません。ふと気がつくと、数年あっていなかった少し離れたところに住む村の知り合いの子供たちが増えていたり・・・・懐かしい笑顔、新しいときの流れ、全てが集まります。
そして華やかな心、お花が咲いたような幸せの時間にみんなで祈るとき、神々をすぐそこに感じることができるのです。
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夕方になって近所の人たちと一緒に家に帰る道のりもまた楽しい。
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帰れば供え物のお下がりで簡単な食事をみんなでとります。何にもない質素な食事がみんなの笑顔で大変なご馳走に変わることを知ったのも、ここにお嫁に来てからのこと。
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今日は女性は一日何も仕事をしてはいけないという女性のニュピの日。アバビ村だけにある風習で、この日は一日近所や親戚の家に遊びに行ったり、好きなことをして過ごすのです。なので、今朝は息子にちょっと強制的に庭掃除をやってもらいました。
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午前中は家族で村の親戚の家に行き、お昼ご飯をご馳走になって都会から戻った親戚たちとわいわい和んできたところです。
そして、今夜はシワ・ラトゥリ。シワ神のお祭りで、人々は今晩眠らずにお祈りに行ったり、瞑想をしたり・・・・。
夜の寺が賑やかになる日。私は静かに本を読もうかな・・・・頭の中に次の作品のイメージを描こうかな・・・。

なぜなら、昨日、大変めでたい吉日に、みんながお祈りの供え物を準備する間に・・・・エジン君が仕上がったのです。
ボディまで完成したエジン君。ハンサムな男の子のチンパンジーです。
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お顔のアップ。
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やさしい子ですが、今迄で一番野性的なチンパン君かもしれません。
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エジン君を可愛い彼女が待っています。もう少し毛づくろいをしてから、出発準備をしますね。

# by ekadantaya | 2012-01-22 13:55 | Trackback | Comments(0)