クニンガンが終わり、セイメイ君の上着もできました。

 クニンガンが昨日終わって、月曜日からは学校・・・2週間のお休み最後の日曜日。

今日は海のパパに素敵なディナーへのお誘いを受けて、主人と夕方出かける予定で、一昨日から寝る間も惜しんでダッシュした仕事が一通り片付いたのでアップします。

鳥娘は胴体が長すぎて作り直し、セイメイ君のジャケットも先ほど完成しました。
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セイメイ君の不思議な上着・・・・・ジャワ更紗と絹の着物地・・・妙にあっています。
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胸にはタックがとってあり、おかしなシルエットにすそが広がった上に、すそは綿入りでふくよかなフォルム。
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襟巻きトカゲのような襟元・・・・ピエロではないのです・・・・
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背守りもつけてみました。いろいろなものから守られますように・・・・・。4月は一人旅をさせてやらなくてはいけないし。
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あと、セイメイ君には帽子・・・・靴なども・・・・今週中に頑張ります。そして相棒の・・・・妖獣も・・。
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鳥娘は娘の指摘のとおり、胴体が異常に長かったので、短く作り変えました。
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そのうちにオークションのぬいぐるみコーナーに出してみようかな。



クニンガンの様子・・・。
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朝からおばあちゃんが用意したお供え物で、ナタブ。無病息災を祈り、マントラを唱えながら線香の煙を仰いで身にかける儀式です。
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そして、丘の上のお祈りに使うお供え物も、おばあちゃんが用意していたので、ダプダプを呼ぶまでもなく、私がかごを頭に乗せて、あるいて届けることにしました。息子をお供につけて。
森の入り口は、エルフの王国の入り口に入っていく気分です。
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丘の宿には60代のオランダ人夫婦がお客さんで朝食を食べているところでした。にこやかに会話が弾み、その後夫婦はもう3回もこの丘に来ているとわかりました。
息子とまた森の道を通って帰る途中、植林プロジェクトで植えたジャティの若木が、ちょうど私の背の高さにまで成長しておりました。

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# by ekadantaya | 2012-02-12 16:01 | Trackback | Comments(0)

A bird ・・・・・ 鳥娘。

お顔だけのこがこんな姿に仕上がりました・・・。

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毛足の短いモヘアに・・・・かなりランダムなのですが刺し子してみました。
フランスアンティークレースの色と新潟産の刺し子用の生成りの糸の色がぴったりでした。
手は翼になっていて・・・しっぽもあり・・・鳥のような子になりましたね。翼にはワイヤーが入っているので自由に形が作れます。5ジョイントです。
名前はピー子でいいんじゃないかなとおもいます。

セイメイ君
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布が決まったまでですが・・・・おズボンは作りました・・・。ジャワ更紗・・バティックとも言いますが、のナチュラルな茶色系統の木綿と、光沢のあるモスグリーンの着物地で絹。来週頑張ります。

ガルンガンから続いているお休みの間中・・・またもや儀式。
6日には母寺の大きなお祭りがありました。
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この写真は母寺から女性たちが頭に載せた神々をライステラスの真ん中の聖なる木のところまで行進して連れて行き、そしてそこでお祈りをして、聖水をもらってきて、母寺に戻り、お祭りが始まる・・というものです。
この写真をとった後に、カメラの電池が切れて、しまった・・・とおもったのですが、古くから親しい村の同世代の主婦たちと・・・道を歩きながら笑いが止まらない・・・・お祈りも幸せな気分で、久しぶりの同窓会のような面々ときらきら笑いあいました。
そしたら、母寺に戻る途中、スコール。びっしょ濡れになりながら、みんなは大笑い。シャワーを浴びていると思えば悪くないぞ!そんな風にいいながら大人たちも子供のように雨の中を元気に駈けて行きます。
私も久しぶりに笑いながらスコールの中を思い切り走ってきました。

明日はクニンガン。ガルンガンの日に天から降りてきた神々や祖先の霊たちが明日黄金の大名行列のようにそろって天に戻る日です。家族でまた村の寺にお祈りに行きます。

そして、来週の月曜日からやっと学校が始まり。ああ、長い休みだったのですが・・・来週からはそろそろ集中して製作に入らないと・・・。息子も卒業試験が始まります。

最近のわたしのランチ・・・。
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パパイヤとりんごとにんじん、蜂蜜入りミックスジュース。そしてトマトソースでいただくのが・・・カンクンと言いまして、こちらにしかないかもしれないのですが・・・茎が管のようになっているちょっとつるっとした歯ごたえがおいしい緑黄野菜。さっとゆでて、長いまま裂いて、なんとなく緑色のスパゲッティみたいな感じですが、バリ人も大好物のメニュー。プレチン・カンクンとなります。

# by ekadantaya | 2012-02-10 20:38 | Trackback | Comments(0)

セイメイ君の皮ボディ完成。 新しく出来たお顔ひとつ。

セイメイ君、先ほど皮ボディが仕上がりました。繋がるとますます不思議な感じのこ・・・。

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ちょっとドラえもんのような手足の短い頭の大きなセイメイ君ですが・・・着物かしら・・おズボンにしようかな・・・

セイメイ君のボディを作る間に、何度も何度も試して結局つぶしてしまった女の子のお顔・・・・。また時間を置いて、セイメイ君とその一行が仕上がってから、作ることにしようと思います。

でも、ひとつだけ、焼いてみたお顔があります・・・。

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マンゴーの上においても似合う・・・着ぐるみ用のお面のようにしたお顔。どんな姿になるかちょっと楽しみ。

そして昨日の日曜日・・・セリーと丘でお絵かきの時間でしたが・・・儀式が立て込んでいるためか、子供たちが来ない。それで、セリーとコーヒーを飲みながら・・・日本の不思議な陰陽師のお話や・・妖怪変化のお話をして盛り上がっていたら、ポレンとフェンディーが着ました。
みんなでオゴオゴの絵を描き、クニンガンが済んだら3月のニュピに向かって、大きなオゴオゴをみんなで作る計画を立てました・・。
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オゴオゴは私たちみんなの心にすむ悪魔・・・鬼・・怪物・・・。暴れまわる欲望や激情を大きな張りぼての人形に表し、ニュピの前夜若者たちが担いで練り歩き、最後に寺でその怪物オゴオゴを神の聖なる炎で焼き清めるのです。これは、近代になって行われるようになった大衆的な儀式・・ニュピを祝う新しいイベントです。
さあ、勇気もポレンもフェンディーやそのほかの丘に集まる子供たちや、丘の青年たちが今年初めて計画しているオゴオゴ製作・・・。どんな風な作品が出来上がるか・・楽しみです。
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明日は母寺のお祭り。子供たちも戻りクニンガンまでお休みは残るところ1週間です。
果物と野菜だけの生活・・・ほぼ4日間でしたが・・・ちょっとは痩せたかしら・・・。あまり変わらない気がしますけど。なんとなく、気分はとてもさわやかな感じ。
今日はおいしい天然の蜂蜜を買いに言ってこようと思います。

# by ekadantaya | 2012-02-06 16:26 | Trackback | Comments(0)

セイメイ君が喜ぶ。

セイメイ君・・・今朝ふと思いついて、色を付け直したら、喜びました。

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手足も具合よく動きますし・・・。
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型紙を作って皮のボディ・・・・ひじひざは皮の切れ込み関節腕の付け根はジョイントで。
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ニコニコするので、なんだかセイメイ君が早く仕上げてやりたくなってきました。
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子供たちがいとこの家に行って2日目。朝はのんびり、だんなとコーヒーを飲みながらいつもよりたくさん話もできます。そして、話はオダ・リンギットのことになり、糖尿病から足が壊疽になっているひとが村の知り合いに今3人もいる・・・というお話。ジャカルタから帰っている近所のおじさんは脳溢血で半身が不自由になっています。
人生の山場も越えて、これからゆっくりと暮らしていこうとする次期に、多くの人々が重い病に倒れて大変に苦しんでいます。オダ・リンギットの苦しむ姿が鮮明に心に焼きつきました。
・・・そろそろ食事を考えながら真剣に健康な生活を目指さないといけない・・・・・糖尿病、あるいはストロークになったほぼ全員が、お肉大好きな・・・・どちらかというと贅沢な食生活の方々でした。
年齢と共に代謝が落ちるわけで、主人の言うように運動はやるべきなのですが・・なかなか時間も取れないし・・・。一日縄跳び一回くらいが関の山。
丘まで歩くにも雨ばっかりだし・・・。つい忙しくて家事にハマリがち。
そこではっと思いついたのが、子供のいない間に、果物と生野菜だけで生きてみよう・・ということ。
さっそく、主人と町にミキサーと果物と野菜を買いに行きました。
果物とミキサー
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ランチは山盛りのサラダと蒸かしたとうもろこし、マンゴーに枝豆。・・・ちょっと食べ過ぎかもしれませんが・・ついおいしくてお腹いっぱい。そして夕方はまたそんな感じの食事。明日の朝はにんじんとりんごでジュースを作って・・・ボイルド・バナナで決まりですね・・。
アバビ村人の最高の望み・・・死ぬまで健康。
体にも心にも・・・余計なものは入れないべきですね。コレステロールとストレス。大敵です。

ソシテ昨日から、何度も何度も作ってはつぶし・・・をしていたのですが、出来上がったと思ったら整いすぎでつまらなくなりボツ、一回り小さく新を作り直してさっきちょこっとだけやってみたら、素直に気に入ったお顔が現れました・・。まだあまり整っていませんが・・・
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かなりいたずらな妖精のお顔の子です。

セイメイ君とこのいたずらなティンカーベルのような子・・・子供たちが帰る7日までに出来上がるかしら・・・・。
ソシテ私は・・・何キロ減量できるでしょうか・・・・。

# by ekadantaya | 2012-02-03 23:10 | Trackback | Comments(0)

2012年 ガルンガン やっと会えた最後のドラゴン・スダアンばあさん

ガルガンの前日、プナンパハンの日に、海のパパ後藤さんから大漁コール。
さっそく、ガルンガンの準備を終えた夕方からパ・ニョマンと後藤さんの泊まるラーマ・ホテルに魚をいただきに行ってきました。
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こんなことはめったにないことで、普段はガルンガンには前日作った豚の串焼き・・サテをみんなで食べるのですが、今朝は早朝から魚をさばき、半分をから揚げに、半分をバナナの葉で包み焼きにして、大変に美味しい朝ごはんを食べ・・・・
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母寺に揃ってお祈りに行ってきました。いつでも一番先に祈るのは家族みんなの健康です。
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そして、午前中のお祈りが終わると、それぞれが行きたいところに行くのがこのガルンガン。普通はご無沙汰している親戚や友人の家を訪問しあったりします。

私は最近重い病気にかかって寝ていると聞いていたオダ・スダアンに会いに行こうと決めていました。

懐かしい森の道
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ここは長男がお腹の中にいてパンパンに大きくなったお腹のときに毎日夕方になると無性に歩きたくなり、そしてついには2人姉妹の魔女といわれていたオダ・スダアンとオダ・リンギットがワイワイ寄ってケーと叫ぶ家の前を通り越してがけっぷちに近い小山を登り、山のてっぺんのオダ・ワゲの家まで到達し、それからまた大きく回り道をして帰ってくる、という散歩をしていたのを思い出します。
・・・これは未だに自分自身でも不思議な行動の1つです。酔っ払っているわけでもないのに、足が勝手に動きどんどん歩きたくなって、方角も決めてしまう。一緒についてきた犬が2匹、帰りには足を引きずるほどのハードな道程を気持ちよく歩きとおしたのです。歩くのが何より苦手なこの私が・・・・妊婦の七不思議だと思っていました。

これが、魔女の家
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あの当時、元気いっぱいだった白髪で背の高い冗談ばかり言って大笑いするオダ・リンギットはもうこの世にはいません。妹のオダ・スダアンだけが、甥っ子の嫁の世話になって、今はこの家に寝たきりでいます。

暗い部屋の中に、衛生的とは消していうことはできない状態で真っ赤なセーターを着たオダ・スダアンがいました。見ると片足が殆ど骨と皮だけに細くなり、足の先が黒く浮腫んでいやなにおいがします。
とても痛いと訴えます。壊疽を起こしているのだと思います。
半年前、リュウマチの注射を受けた跡が日増しに大きく穴が広がって、このようになったと・・・。
多分、糖尿病から来ている壊疽ではないかと往診に来た医者は薬を置いていきましたが、オダ・スダアンは飲もうとはしません。

病院はぜったいにいやだと拒否し、往診に来た医者が置いていく薬は枕にくれてやり・・・・イタイイタイと泣き声をあげながらもしっかりした調子で世話をしてくれるメ・ルニに命令します。
そして、私にあのときの散歩のときについてきた犬はどうした??と15年前のことをはっきり覚えています。
年は多分90歳に近いのだろうと思いますが、この足の壊疽が起きるまで本当にぴんぴんしていたのです。

只者ではない・・このおばあさんは、正真正銘のドラゴンだと・・・私と主人は思ってます。
実は、このオダ・スダアンは・・・大変な金持ちの娘で、姉妹揃ってその父親が嫁に出さなかったと・・・・・。そして膨大な財産をその2人だけで守るためにこの家から離れなかったということで、親族も近寄らせず、他人は信用せず、特に男どもから大変に恐れられていたというおばあさん。
その怒りに触れると、大変なことになったと・・・・。
そして、オダ・スダアンがいうには、昔、好きでもない男に惚れられて、逆恨みをされて、呪いをかけられた・・というのです。それで、男をますます警戒するようになったのでしょうね。
では、ちょっと心臓の弱い方はごらんにならないほうが良いかと思いますが・・・・本物のドラゴンの目を持ったオダ・スダアンの写真を撮ってきました。
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部屋が暗いので撮りにくかったのですが、オダ・スダアンは私に自分の肖像画を描いて欲しいと、前から思っていたというのです。

大変な神通力を持っていたといわれるその父上の肖像画はワヤン・ルディカが大変昔に描いたものです。この絵は生きて目が動くようです。
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外には額に入った古い写真が湿気で今にも消えそうになっていて・・・主人の祖母グリアおばあさんを真ん中に、まだしっかりしているオダ・スダアンとオダ・リンギットが直立不動で写っています。
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・・・病院に入れば強制されて何をされるか分からない、家にいたほうがいいといいながら、痛みに時々うめく姿を見て、燃えるような目のこのおばあさんが選んだ最後の戦いなのだと感じました。

そして、家に帰ると、丘の裏に住む親しい家族のおじいちゃんがなくなったという知らせ。
弟夫婦と、従兄弟夫婦と、雨の中をお米とお砂糖を入れたお盆を頭に乗せて行ってきました。

その家のおじいちゃんは、21人も子供を持っています。奥さんが2人か3人いるようですね。なので、お金持ちではないのですが、広大な範囲で全て家族が集まって家を建てているので、私の丘の周りはその家族の王国のようになっています。
亡くなるときにも、1週間ちょっと具合を悪くして寝ていたが、昨日は息を引き取るまで大きな声でしゃべくっていたわよと。大きな体は小さくなってはいましたが、いつでもみんなを笑わせる、明るい楽しいおじいちゃんでしたから、きっと最後もそのようなのだ・・と皆が言っていました。

そして、夕方は帰ってきていた親族もみなそれぞれ都会に戻り、息子と娘も恒例で、従兄弟の家について行き・・・6日間・・・・家事が半分以下で済む・・・製作三昧のチャンスをいただきました。

セイメイ君の手足・・細工を終えました。
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全身が球体間接のお人形は抱っこすると変な感触で・・・ゴムがビローンと伸びたり手首が回ったり・・・・抱き人形には適さないつくりだとおもうのですが、手足の先だけなら・・・・どうかな?手首と足首で表情がちょっと出るし、抱っこも差し支えないかな??と試すことにしました。
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セイメイ君はこの辺にしておいて、明日からまた新たに粘土を練り・・・女の子のお顔が作ってみたくなりました。

# by ekadantaya | 2012-02-01 23:10 | Trackback | Comments(0)