ミンピー・インダ・・・Beautiful Dream・・・・ドレス完成

アバビ村は雨ばかりでなく、ここ数日の強風にて、嵐のようになっています・・。

インドネシア全土がこの強風を伴う台風のような気候らしく、死傷者も出るほどの強風が3日間続いています。
電気が昨夜何度止まったことか・・・・・。

それでも、儀式の準備は着々と進行し、あさってはまずマデ・グヌンのブルシ・ガーナ(地霊清め)です。

ここ数日こんを詰めて縫いものをしていたおかげで、肩こり・・・そして少し腱鞘炎の気配もでてきましたが、完成しました・・・・。
イギリスアンティークカットワークレース生地で、インダちゃんの夢ドレス・・・・。

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口元にちょっとだけ・・・よだれが・・・・。

小さな子供の夢安らかな寝顔は、母親になってからというもの、私にとって、この世界で一番神聖な癒しの神の姿なのです。

# by ekadantaya | 2012-03-16 11:25 | Trackback | Comments(0)

凄まじい雨季のぶり返しの中、世界創作人形展のご案内。

儀式は終わったかと思うと次の儀式の準備に入っている・・・・。凄まじいスケジュールの3月のアバビ村。

そして、もうひとつ、凄まじいのはお空の具合・・・・。儀式ラッシュになったここ2週間、殆どお日様が見えない日々・・・・雨のち曇りの毎日。もちろんのこと、洗濯物の乾きの遅さに、徹夜で無理やりアイロンかけをすることもしばしば・・・・。
しかし、もっと深刻なのが、カビです。お人形を守るために除湿機を稼動させれば、1時間で1リットルを超えるお水がタンクに溜まる・・・凄まじい湿気。
家の中も熱帯のジャングルです。

それで、急いでお支度をした子達を出発させることにしました。日本の実家で先に待っててもらうことにしたのは・・・・
まず、Wulanちゃん。

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アンティークレースモティーフをつけたオーガンジーで髪をまとめ・・・・ムリンジョウの木漏れ日のエルフらしく・・・
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手ぶらではなんなので、何かくったり眠った生き物をまた今度新しく作ってあげる予定ですが、今朝すでにWulanちゃんは出発しました。
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気をつけてね。無事におばあちゃん、おじいちゃんの家に着きますように。

そしてお供はBird girl ・・・ムリンジョウの木に集うやさしい泣き声の小鳥です。
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この子はフランスアンティークレースと、アジアの刺し子技法で作った着ぐるみ。
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妖獣ダーカラ・・・
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この子はこんなお顔なのに、実物を見るととても美しい子です。
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ミンクの手触りを・・・ぜひ会場で撫ぜてみてください。


そして今回のヒーロー・・・セイメイ君・・・。
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どんどん晴れやかな笑顔がまぶしすぎるくらいになってきていましたので・・・・
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やはり今朝出発させました。
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帽子を作ろうと思っていましたが、かぶせたらせっかくの繊細な髪の毛が見えなくなるし・・・・砂漠の子供のものという皮のスリッパだけ履かせることにしました。
セイメイ君は魔法を使うので・・・大丈夫だとは思いますが・・・・道中気をつけてね・・。無事到着したら、窮屈な箱から出してもらってのびのびしていてください。

そして今、ドロワーズだけは出来上がっているミンピー・インダちゃん・・・
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待ちに待っていたイギリスのアンティークレースが到着し・・・張り切って衣装を製作中です。カットワークレースのアンティークファブリックは麻の入ったような薄いはりのあるコットンで、オーガンジーの様でもあります。夢のようなドレスを作ろうと思っているのですが・・・・・
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素敵なアンティークベビードレスは、大きいので・・・いつか生まれる大きなお人形のために取っておこうかなと思います。
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ところで、先日のオダ・スダアンとパ・カッテンのお見送りの儀式・・・・。全ての工程を記念に記録しようと思って写真を撮ってきたのですが、今日は写真が多すぎるのでまた今度にします。
ヒンドゥの火葬の儀式・・・・バリ島のアニミズムをミックスしたヒンドゥの方法で、ナチュラルなお見送りの儀式・・・・。全ての人が行き着く人生の終着駅・・・。日本では業者に任せた儀式となっておりますが、こちらでは家族や親戚そして近所の人々の手がじかに全ての工程を作り上げて、暖かくさわやかに進められます。
立ち会うたびに、ほっと安心するような・・・暖かな気持ちになるのですが、なぜだろう??
帰国前にぜひ詳しくアップしたいと思います。

今日はとりあえず、ドルスバラードさまよりいただきました世界創作人形展のDM,及びご案内を載せさせていただきます。(作家名はとりあえずブランド名のようになったこのブログの題名、ガーナベイビーズで統一することにしました。個人名は出していませんので、お友達はご注意。)

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「第3回 世界創作人形展」
4月4日(水)~10日(火) 丸善丸の内4Fギャラリー
午前9時~午後9時(最終日は午後4時閉場)

参加作家

<アメリカ>アーリン・フィッシュ・ナバロ
<オーストリア>シルビア・ナトゥラー
<オランダ>ティネ・カマービーク、イヴォンヌ・フリプシ
<ロシア>アリオナ・ズィレンキナ、アリナ・タタルスカヤ、アンナ・オルロウスカヤ、エレナ・スマガ、エレナ・リシナ、イリナ・スタルコヴァ、オルガ・チェルノヴァ、ガラ・スマガ、タチアナ・グレイ、ナタリ・グレベンスチコヴァ、パシャ・セトロヴァ、レナ&カツャ・ポポヴァ、
<ウクライナ>アレクサンドラ・ミレツカヤ
<リトアニア>ヴィタリス・セプカウスカス

<日本>秋山まほこ、イフンケ、因間りか、岡田好永、小畑すみれ、ガーナベイビーズ、影山多栄子、きんすなご、くるはらきみ、月光社、佐伯祐子、咲耶、柘榴、柴倉一二三、粧順、立川好江、友重のりこ、西村FELIZ、Noe、ヒラノネム、マサエ、松田珠江、丸美鈴、水澄美恵子、山吉由利子
(敬称略50音順)


それでは、今週中にインダちゃんのドレスの仕上げをしたいと思います。
18日にはセリーもニュージーランドから帰ってきますし、また親戚の家の儀式。
23日にはニュピで、
27日にはグデ・ラオスの子供の断髪の儀式。
28日の早朝2時に、私は空港へ出発です。  ほらね、もう何も時間はない。

# by ekadantaya | 2012-03-14 17:38 | Trackback | Comments(0)

巨大な母寺の祭りの大波を超えて・・・・インダちゃんもボディ完成。

無数にあるバリ島の祭りの中でも、一番大掛かりであるのはこの年に一回の母寺の大祭・・・なのではなかろうか・・・と毎回びっくりします。
今回も、山のような供え物を近所中の主婦が毎日来て1週間作り続け・・・・3日前からは都会に住む親戚が帰ってきてクライマックスの準備・・・

まず、私と娘の役割は、ちびっ子達の面倒を見ること・・。
娘が学校から帰ってくるまでは、私にまとわりついているちビチャンたち。3食の支度も私の役割。
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前日にはサテ(豚の串焼きやウラブというご馳走)を作るのが男たちのお仕事。
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おばあちゃんの台所で頑張る女性たち。休む間もありません。
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供え物の準備もクライマックス。
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メインのフルーツタワー製作は楽しいお嫁さんたちの仕事。娘もしっかりお勉強しています。
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遊びつかれているはずの子供たちが早朝におきだす・・・夜明け前の暗闇を引き裂く豚の断末魔の叫び声・・・・
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100キロはあるかと思える巨大なバビグリンも見事焼き上がり・・・
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全てそろった巨大な供え物は小型トラックで母寺に運ばれ・・・
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午後には村の中心寺(プラ・プサ)でお祈り
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そしてこの後、メインの母寺へみんなでお祈りに行く予定が・・・・私は疲れてうたた寝したのがいけなかったか、鼻水と頭痛でダウン・・・・悔しいけどお留守番。

ああ、大きな波には変わりはないのですが、年々このすさまじい祭りの楽しさが分かってきつつあるのです。
子供たちと同じようにはできませんが、ちょっとだけ、波乗りのように楽しむコツ・・・・明日のことは考えないでみんなで楽しむ時間のきらめき・・・・ちょっとだけ分かった気がします。

一昨日から、コージの薬で安静にして、ダイエットはちょっと中止してビタミンCとプロテインたっぷりの食材をもりもり食べて、あったかくして寝ていたら、1日で復活。

そしてインダちゃんのボディ、仕上がりました。のびのび自由な夢を見るインダちゃん・・・きっと大きなお祭りの美しい夢の中・・。

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来週あたり、注文のアンティークレースのベビードレスやファブリックが到着する予定。
インダちゃんのドレス・・・・じっくり作る時間が取れるまでにもう一山超えなくてはいけません。

地獄のような苦しみをやっと終えたオダ・スダアンが昨日天国に召されました。
明日の早朝、アバビ村の終着駅、クブラン(火葬場)へみんなでお見送りの儀式。
その後、午後はあのバリアンのパ・カッテンのお葬式でまたもやクブランへ・・・・・。
今日の夜知らせを受けてまた親戚中が戻ってきます。

オダ・スダアンはつい先日祭りの準備は出来ているかと詳しく何匹の鶏を備えるのかなど、うちのおばあちゃんに聞いていたそうで、きっと祭りが終わるのを待っていたのでしょう。
痛み止めの薬の一切飲まず、数ヶ月、壊疽を起こした足の痛みに毎晩叫んでいたオダ・スダアンは先週お母さんを呼んだそうです。早く母さん、迎えに来てくれと。
やっと、迎えに来てくれたのでしょう。そして、インダちゃんのように安らかにやっと美しい夢の中へ旅立ったのでしょう。

この上なく安らかに・・・。

# by ekadantaya | 2012-03-10 16:31 | Trackback | Comments(0)

ムリンジョウの木に会いに行ったら・・・。

忙しい日常に埋もれてしまうと、ふと忘れていることがあると突然思うときがあります。

その日は家事を後回しにして、自転車にまたがり、朝日の中をまっすぐに丘へ。

暫く会っていなかったダプダプやジュリーと和んだ後に、私はまっすぐに大切な大切な場所に懐かしい大きな存在に会いに行きました。

子供たちのトトロの木、魔法使いの集会所にもなった古い大きなムリンジョウの木です。

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ウキルおじいさんが透明になって、このあたりはジャングルのように植物が野生化してはいますが、昔から変わらないやさしいムリンジョウの木陰で木漏れ日を眺めていました。

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そうして、そのときに、ムリンジョウの深い緑の葉から無数の星のようにこぼれる木漏れ日のレースのような繊細さに、ほっと心を癒す眠った少女を繊細に作ってみたくなりました。

この子はミンピー・インダと呼ぶことにしましょう。インダとは、美しいという意味。
あのミンピー・マニスちゃんが2歳の少女で、このインダちゃんは4歳にはなっていますね。大きさはミンピー・マニスちゃんの半分くらいですが、今からどんなふうに生き生きした手足を作ってやろうかなと、わくわくしているくらい・・・子のこの誕生が嬉しいのです。

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先週から母寺の大きな祭りに向かって毎日母屋は準備で賑わいでいますし、週末マヤさんも来ましたので久しぶりの丘での小さな飲み会・・・昨日からは都会の親戚も帰ってきてあさっての大祭に向かい準備もたけなわの忙しさ。
そして、親戚にまたお葬式もあり、3月は23日のニュピまで大変な忙しさが続きます。

ミンピー・インダちゃんの手足は、どんなに時間がかかっても・・・・大事に繊細に仕上げようとムリンジョウと約束してきましたので、この子が最後の出品候補になるかな。
アンティークレースも来週あたりには届くはずです。

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春はもうすぐ。

# by ekadantaya | 2012-03-05 19:37 | Trackback | Comments(0)

Wulan ちゃんの木漏れ日ドレス完成。

昨日から始まったお供え物つくり・・・。3月7日の母寺での大きな儀式のために母屋では近所の主婦たちが集まってにぎやかに供え物つくりが始まりました。

でも、私は、あるひらめきによって・・・どうしても完成させたい仕事があって・・・一日中夢中で働きました・・・。
木漏れ日のエルフにぴったりのドレス。

取って置きのフランスアンティークレースをお気に入りの絹の着物地に組み合わせたら・・・・気に入ったドレスが仕上がりました。胸にはチェコガラスの黒いボタン・・足踏みミシンも絶好調。

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そして、エルフの少女の名前まで、絵美の親友の女の子が私にくれました。
Wulan・・・素敵な響き・・・ウーランとしか日本語では書けないのですが、フとウの中間のような、柔らかな発音で・・Wulan・・と言う名まえです。
髪飾りはまだ仮のものですが、下着まで全部完成しましたので、アップ。

ムリンジョウの木に住む、木漏れ日のエルフ・・・Wulanちゃんです。
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ドロワーズはオフホワイトのアンティークファブリックとレースで。
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唇の色を優しくナチュラルに、薄くしてみました。もう少し細部の仕上げをしてやろうと思います。
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Wulanちゃんの写真を撮り終えてから、今日こそは・・と私も仲間入り。
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いつもの主婦仲間とのおしゃべりは本当に和みます。ストレスも優しく洗い流すような供え物つくりの時間。
おいしいコーヒーと、楽しいおしゃべり、お米の粉を練って作った粘土細工まで楽しんできました。

そうそう、最近お気に入りの娘が一人完成。
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この子は前にお顔を作って、気に入ったのに、はっと気がつくと目の位置がずれている。しまったと思いながら、どうしようか・・作り直そうか・・などとお顔だけ棚においておいたら、セリーが目留めて、この子を大変気に入って絶賛。
ひそかに・・・4月7日のセリーのお誕生日に、この子を贈ることに決めました。ニュピの後、日本へ出発する前に素敵なラッピングでびっくりプレゼントにしようと娘と計画しています。
今頃、セリーはニュージーランドの展覧会・・・18日あたりには帰ってきます。

さて、もう3月。 セイメイ君はいくつもの幸せなメールをいただいて・・・ニコニコが大きくなっています。
取りあえず、日本にはセイメイ君とダーカラ君、ひとまずはWulanちゃんも加わりましたが・・・さて此の先の製作状況はいかに・・・・。

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Wulanちゃんの髪飾りや細部の仕上げ、そしてセイメイ君も・・・帽子をどうしようか・・などなどまだあるのですが、
取りあえず今日は新しい粘土を練ってみましょう。

Wulanちゃんの手は何か小さなやわらかい生き物を抱っこしたがっている気がします。

# by ekadantaya | 2012-03-01 15:36 | Trackback | Comments(0)