日本で生まれたエルフ少女のお顔完成。

日本から帰ったとたんに、大きな儀式の中にどぶんと飛び込み、3日間、そのままにしていたトランクも整理し、家の掃除も、料理も、洗濯も、そして今朝はシノをお風呂にも入れることが出来、
その上、日本から持って帰ってきたお顔の仕上げまで出来ました。

熱帯の蒸し暑さが、寒くなった日本とは対照的です。夕方になって、スコールもやってきました。
埃っぽい乾いた土の庭も、明日は良い具合に箒がかけられそう。


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仕上がったエルフの少女は、青い大きな瞳の繊細そうな子になりました。
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左右の目の角度のバランスが微妙に違っていたので、頭の後ろを糸鋸で切って、裏側から左目を掘り出し、微調整をしました。
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大きな儀式や祭りの後は、日常が新鮮。

明日から粘土を練って、色々なお顔を作ってみたい気分です。















by ekadantaya | 2016-10-29 18:49 | Trackback | Comments(0)

アバビ村に帰ったとたんに、大きな儀式の真っ只中。

いつものように、空を飛んで、


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一昨日、アバビ村の自宅に無事到着しました。

帰ってきたら、1年に一度の大掛かりな家の寺の儀式の前夜。
大勢の親戚や村人が集まっていて、とりあえずトランクの整理も後回しで人々の中に入って準備や接待に走り回り・・・次の朝は午前3時に母屋で始まる豚の丸焼き作り・・・・。
次々集まってくる屈強な村の男達にコーヒーとお菓子を振舞う係りです。

親族の子供達はこの豚を屠る過程を見たくて3時に起きて目を輝かせています。

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子供達よりずっと大きな豚さんが2匹。 一匹は観念したように目をつぶり、もう一匹が死ぬのはいやだと泣き叫びながらもがいている様子は・・・日本の人が見たらどうだろうか、西洋人なら猛烈に怒ってグリンピースを呼ぶんじゃないだろうか・・・と思うくらいに残酷な様子なのですが、赤ちゃんの時から繰り返しこれを眺めている子供達は、かわいそう~死ぬのはいやなんだね~~と言いながらも、冷静。それでも、自分の息子や従兄達に、この豚を屠ることが出来るのだろうか・・・と思うと、あまり確信は持てなくなってきます。きっと、業者にお金を払って豚の丸焼きにしたものを供え物用に買うようになるんではないかな、そうしたら、バリ島の伝統の文化、一緒に重労働をしながら大きな全体のための絆を自然と人と神々が深めていく・・と言うことの意味も違ってくるんじゃないか、日本みたいに、子供達はお肉の塊と可愛い豚さんが同じものとは信じられないという現実感を持つようになるんじゃないか・・・なんてちょっと考えながら忙しく働いていました。


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何週間もかけて、女性達に用意された供え物。これらもおばあちゃん達の世代しか、完璧に知識を持って作ることができなくなっています。やっぱり、注文して出来合いの供え物セットを買うパターンが増えてきている。 
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あっという間のことなので、いつ豚さんが死んだのかは分かりませんでしたが、
気が付くと、それはもう凄まじい死体の解体作業・・・主人の弟の嫁カデがふと、コージ(外科医になった主人の従弟)のすることとまったく同じね。とつぶやきました。
そう、おなかを切開して入っているものは人間と殆ど代わりがありません。
じっくりと子供達が見学しています。
これはもう、学校でするどんな勉強よりも、実際にこの世界の現実を理解する体験です。
さっきまでいたあのかわいそうな豚さんはもう、このお肉や内臓の中には入っていません。
見えないけれど、どこかに飛んで行ったような、そんな気配はしていました。
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いつもは、女性達よりちょっと控えめで、優しくて、情けないお父さんみたいな村の男達も、このときばかりは大変に潔く手際よく、丁寧に愛情を込めて、解体し、綺麗に洗い、それぞれの部分を分けて行きます。

そして、4時間ほど椰子の炭火の上でゆっくりと回されて焼きあがった豚の丸焼きは、神々へ捧げる最高のsな獲物となりました。

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豚の丸焼きが出来上がる前に、私とカデは村の結婚式に出席するために近所の主婦達と正装をして朝早く出かけました。

うちの大きな儀式と同じ日に結婚式を挙げたのは、カトッ、タルサンというあだ名の青年です。
ただでさえゴリラのようなお顔なのに、お化粧をされているので、もっとごつい顔になっているので、乗せたくなかったのですが、まあいいや。幸せになってね。

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奥様になってくれたのは、村の中ではまあとっても美人な女の子。天国のお父さんもきっと大喜びしているわね、タルサン。

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この地方の結婚式は、まずお茶とお菓子を出されて、長い間周りの人々とおしゃべりをして待つこと1~2時間、用意が出来てから案内をされ、ムギボンという形式で車座になって一つのお盆からみんなでご馳走を食べる、という形式です。
みんなでおしゃべりをしながら食べていると、スパイシーな豚肉料理が大変美味しくてついつい食べすぎてしまうのですが、せっかくのダイエットが台無しにならないように・・・小さくつまんでゆっくり食べることにしました。

近所の主婦同士で歩いて帰ると、豚の丸焼きがすでに仕上がって、供え物も寺に飾られて、準備が出来ていました。




本家だけにあるマクサン(一族の寺)の一年に一度の大祭です。
ご先祖達や神々に捧げる祭り。
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プーマンクー(平民僧)も来て、儀式が始まったのが午後3時ごろ。
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昨日の豚さんではなくて、聖なるバビグリンが2つ堂々と供えてありました。
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果物の塔。
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ゴージャスな人々が続々と供え物を頭に乗せて集まってきました。
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おばあちゃん達にとっては、みんな、赤ちゃんの頃から知っている顔ばかり。
20年ここに暮らしている私も、そんなおばあちゃん達に近くなってきました。
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この巨大儀式を指揮するわが姑、ワティばあちゃん。

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ここでも、プーマンクーが儀式の準備を整える間に長い時間を待つので、眠い人も大勢出てきます。
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私も実は眠くてたまらない。飛行機では寒くて一睡も出来なかった上に、夕べは3時に起きて働きっぱなし、歩きっぱなし、おしゃべりしっぱなし。
でも、唯一眠くならない方法は、おしゃべりし続けることです。
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さあ、祈りのための準備も終了し、
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始まりました、待ちに待った、聖なる祈りの時間。
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お祈りが終わって、聖水を頂き、みんなが立ち上がると同時に、一匹のバビグリンは運び出され、解体されます。
みんあで美味しく豚の丸焼きを食べながら、供え物のお下がりの果物やお菓子を食べて団欒する時間です。

子供達も庭で遊び始めました。

私はこの時間が、大好き!

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シノと一番の仲良しは、向かいのジャヌールの3男坊、シノと同じ4才のコマン。
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お祈りの時までじっと寺で良い子に待ったものですから、開放感で生き生きしている子供達。

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後ろ隣の賭博師ニョマン・スカの賢い奥さんと娘。
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カスカラの下の娘はいつも大変マイペース。
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そして、その日はもうお風呂に入ってちょっと横になったとたんに前後不覚で眠りに落ちてしまいました。
夜はまだ母屋で沢山の人々が集まって、パ・サヴァ経ちと主人とお酒を飲んだり和んでいたようですが、私は気が付いたらお化粧も落とさず寝ていたことに朝になって気が付きました。
朝5時に朝食を作るために、母屋のおばあちゃんの台所へ卵をもらいに行ったら、弟嫁のカデはもう寺を掃除し始めていました。
朝食を作り、娘が学校に出かけて、私は庭を掃除し、母屋に行って後片付けを手伝いました。
近所の主婦達も再び集まってきて、プーマンクーもきました。
ムニンパンという締めくくりの儀式です。
シャワーを浴びて、正装をし、今日は少人数でお祈りをしました。
その後に、もう一匹のバビグリンと全ての供え物の片付けです。
バビグリンは解体して、隣近所におすそ分けをし、とても良い部分はおばあちゃんが絵美のためにさっさと切り分けてくれましたので、冷蔵庫に。
何個もの大きな籠にいっぱいになったお菓子や果物・・・そして主人が朝から料理してくれたバビグリンのペサン(スパイスを混ぜ細かく切った豚の丸焼きの肉をバナナの葉っぱで包み、蒸した料理)を作ってくれて、近所の主婦達も大喜び。手に手に果物やお菓子、豚の丸焼きの切れ端の入った大きな包みを持って帰っていきました。

さあこれが、私の日常。 ・・・・今の日本から見たら、まったくの別世界。本当に異次元ではないだろうか・・・と、思えるほどに違う世界。でもこれが、私の家です。

さて、日本にいたときに、ジャカルタの航空大学にいる息子がLineでこまめに連絡をくれて、
2年生に進級した喜びを伝えてきてくれました。

そのときに送ってきた写真を少し。

お友達と一緒に夕焼けの移る池のような場所にたたずむ後姿・・良く見たら、耳の大きいほうが息子ですが、少し太ったかな?
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う~ん、やっぱり先月帰った時よりもほっぺがふっくらとして、太ったみたいです。

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息子は2年生になって、新入生のお世話をする役目を頂き、バッジも沢山増えて責任ある立場に選ばれたそうで、それが大変嬉しいのです。
1年生の時の不自由さから抜け出して、今度は1年生に頼られる先輩となって、数々の特権を持つことを許されたわけです。
まずは、携帯を持ってよいこと。1年生には許されませんので、何か用事のあるときには担当の先輩にたのんで家族と連絡を取る、ということになります。息子も可愛らしい女性の先輩に沢山お世話になりました。
それから、食事の時にも一斉にではなくて、自由に食べてよいと言うこと。
買い物も自由。去年は先輩がしばしばお菓子を買ってきてくれたそうです。こんどは彼が1年生のために4時前に起きて起こしてまわり、お菓子も買ってあげて、優しくお世話をする先輩になった欲しいものです。

でも、一番嬉しいことはもう一つあります・・・・

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髪の毛を、頭のてっぺんだけ1センチほど伸ばして良いことです。

このように、一年生はピカピカ光るスキンヘッド。 


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さあ、それでは、また私も一年、新たな気持ちでお人形もじっくり取り組んで行こうと思います。

まずは明日、日本から持って帰ってきた妖精のお顔を仕上げてみましょう。




































by ekadantaya | 2016-10-27 19:30 | Trackback | Comments(0)

秋の裏山から生まれた妖精のお顔。

1ヶ月間の里帰りも、明日最後の日。
アバビ村に帰る日になりました。

ヒトガタ展で沢山の方々とお会いし、お人形たちも全員幸せなお迎えを頂き、前半は少し忙しく過ぎたのですが、秋の深まりと共に、涼しくなった気候に慣れるまで、ちょっと風邪もひきました。
そこで、今回は後半はゆっくり、母のそばにいることもできました。
アバビ村ではなかなか出来ないファスティングも成功し、そのあとの回復期間も今回は良好、3キロ減量の目標達成。
十分に英気を養うことができたのも、実家の母と妹のお陰。

そして、この密生した緑の植物に囲まれた環境が・・・やはり私にはどうしても必要な環境であるということも実感しました。
柿も色づき、裏山は秋の色。


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そうして、なかなか作る気持ちにならなかったのですが、昨日ぎりぎりで作りたい気分になって、生まれてきたのが、この子。
まだ細部を仕上げていないまま、薄く色をつけてみたところですが、実家の裏山が生んだ妖精ちゃんです。

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アバビ村で仕上げてあげようね。

そして、すももちゃんの幸せなお写真を頂きました。
暖かな秋色のドレス、髪飾りまで素敵な手作りで、あこがれの手編みです。とってもあったかそうで、幸せなすずめちゃん。


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優しい日本の秋を後にするのは、まだちょっと名残惜しいのですが、明日は家族で父のお墓参りにお寺に行って、お祈りをしてから・・・
アバビ村に帰ります。

今年のヒトガタ展では沢山の皆様にお世話になりました。
また来年、お人形たちと一緒に帰ることができるように・・・アバビ村で頑張ってきます。
















by ekadantaya | 2016-10-23 18:02 | Trackback | Comments(0)

里帰り半ばでちょっと休憩。

久しぶりに味わった寒さと、詰め込みすぎの予定のために、珍しく体調ダウンしていました。
せっかくお約束していて、楽しみにしていたのに、ドタキャンになってしまってごめんねうっちゃん、まきちゃん。
そしてぼらんどぉるの優しい晴代様とクウちゃん。。。会いたかったけど、またいつの日か。

ところで、グイド君、無事にぼらんどぉるに到着したとのお知らせで、ちょっとほっとしています。
箱に入れる前に名残惜しく、撮った写真。


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先々週にヒトガタ展が終わったあと、まずは特別ワークショップを2日間やり、そのあとはドルリルちゃん達のメンテナンス、妹の誕生日で出かけたり、アバビ村に帰る準備の買い物など、外出ばかりが続いて殆んど家でゆっくりする時間の無いまま、13日へ突入。
13日は、毎年恒例の笠井夫妻との鎌倉山ハイキング。
3年前に登ったコース(天園ハイキングコース)をまずは、鎌倉散歩をしながら始めました。
八幡宮の庭を抜けて・・・

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民家のわき道を通り、(赤いポスト、懐かしい姿で立っているのを見つけました。)
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いきなりきつい上り坂。きついわこれは・・・やっぱり3年たっているなと実感。
この切通しはブリーズが・・・汗を気持ちよく冷やしてくれます。コケの生えた岩岩には、コダマが沢山座っているみたい。

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山道は気持ちがいいのですが、どんどん寒くなってきて、汗をかくから冷え込んで、もうだめだ、と、ばてる頃に、ちょうど登りきったところにある茶屋。
ここで休息。もう天園・・ではなくて天国。

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メニューが渋くて感動。これは、豆腐三昧というメニューで、暖めたお豆腐の上に手作りの色々な味の味噌がのっています。
からし味噌、田楽味噌、柚子味噌、そのほか、全部で6種類も。
このほかに味噌田楽、山で取れた銀杏を焼いたものや、美味しそうなおにぎり、冷やしトマトなど。ヘルシーなメニューばかりの昔ながら3代目というご家族の経営する峠の茶屋でありました。

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ほおずきが懐かしかった。

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さてさて、ここからまだまだ山道を登り、そして急な坂道を下り・・・・
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ようやく建長寺の上にたどり着いたのは、歩き始めて3時間半。3年前は5時間くらいかかったのですが、今回は何故か早かった。

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受験生の娘に学業成就のお守りを買って、

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展望台もある建長寺の頂上。
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晴れていたら、こんな景色が見れたのに。。残念雲って、物凄く寒い風が吹いていました。

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ここには天狗の銅像がいっぱいあります。
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天狗になりたい。空が自由に飛べて、飛行機代が浮きます。

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建長寺の巨大建築の迫力に圧倒されます。

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鬼が住む羅生門みたい。
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いつか家族みんなで日本に帰る機会があったら、このハイキングコースで、建長寺を見せてあげたい。

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寒い寒い秋の日に、山を歩いてきたので、石狩鍋が浸み込むように美味しかったです。

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次の14日は杏里ちゃんとママと大船軒でランチ。味と鯛の押し寿司はさっぱりしてとっても美味しかった。でも昨日の後遺症で足腰がどうも重かった。

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そして、15日は、お約束の特別口座。妹のお店は大船駅からあるいて3分。まずは無印良品で、ダブルガーゼの可愛いパジャマを娘の為に購入し、お店に向いました。
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和気藹々と、妹のお教室の生徒さん4名に、手足の作り方の講習会をしました。
みなさん、長く樹脂粘土でお人形を作られているので、上手に形になっていました。
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そして楽しいおしゃべりをしながら、どんどん手も動いて・・・
ちょっとの隙間に、マキシムさんにも電話が繋がって、楽しいおしゃべりのひと時も持てました。
生徒さん達は、マキシムさんの大ファンの方も多くて、いつの日かマキシム特別講習会を期待しておりました。
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手足の練習はなかなかオッケーな具合に進みました。が、このとき妹がまたクシャミ鼻水で、あ、風邪をこじらせそう・・と言う具合になってきて、帰り道で私もとうとう悪寒と頭痛が・・・・。
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日曜日と月曜日、体を休めつつ、どうせだから内臓も休めよう、と、酵素ファスティング(断食)をしています。
今日はお天気もよくて、断食のせいで体調も落ち着いたようです。

あと6日間。もうトランクはぴっちり30キロで何も入りませんから、お土産はお終い。
すこしゆっくり母と家にいて、断食の回復食におかゆを食べて、24日は家族で父の法要とお墓参りをしてから、羽田に向うつもりです。

季節の変わり目、皆様もどうぞ体調に留意されて、風邪などひかないように元気にお過ごしください。






























by ekadantaya | 2016-10-18 11:05 | Trackback | Comments(0)

私と人形達の里帰りとメンテナンス。


里帰りも早や2週間が過ぎ、だんだん涼しい秋の季節を感じるようにもなってきました。

ところが、ふと窓の外を見ると、懐かしい風景。 やしの木そっくりのソテツと言う木もありますし、バナナの木そっくりの芭蕉という木もありますし、あらバンブーの林まで・・・そっくりです。これが私の育った原風景であって、アバビ村に懐かしさを感じたのは当たり前かもしれません。


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でもここに、雪が降ると、一気に幻想的な北斎の浮世絵のような景色になりますから・・・なんとか冬の雪が降る頃に子供達を一度連れて来たいものだなあ・・と、思います。

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ところで今、お里帰りをしているのは私だけではなくって・・・こんなに大勢のアバビ村からの子達が・・・実家に大集合。

実はこの子達は、一人のコレクター様の家へお迎えされた子で、メンテナンスにいっぺんに帰ってきたのです。
といいますのも・・・お迎えされた方が大変に可愛がってくださって、お花見にも、ご旅行にも、連れて行ってくださるために、あちこち不具合が出てきてしまったのでありました・・・。バラバラにして焼き直し、大手術が必要な子から、髪の毛を整えるだけと言う子達までいました。
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それでは、まず、懐かしいドルリルちゃんから!
久しぶりに会えて嬉しかったのですが、髪の毛のみつ編みを編みなおすだけと言うご指示でしたのでそのつもりでいましたら、梱包材を開けると、右手の小指が・・・・ああ、なくなっているではありませんか!!
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小指は何処にも見当たらないので、連絡をしましたが、その方の家でも見つからないということで、(きっと、気が付かないまま包まれたのでしょう。輸送中の事故の場合には欠片が梱包材の中に必ず入っているはずですから。)
でもご安心。樹脂粘土ならではの魔法の再生手術ができます。
しっかりと粘土を小指の分量折れ口につけてから、形成します。今回はまた折れないように薬指とくっつけておきました。
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つなぎ目を細かい水やすりで少し整え、色を焼き付ければ、小指は新しく再生しました。
よかったね、ドルリルちゃん。嬉しいから写真撮っちゃおう!
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こんどはどうぞ外に連れて行かないで、良い景色や楽しかったご旅行のお話などを聞かせてやってください。

そうして、ほっぺと、鼻の頭に鞄の染料が付いて黒く汚れてしまったアラネルちゃん。
ウィッグを外し、頭を胴体からはずして、除光液で汚れを取り、ヒートペイントで補修してもう一度オーブンに入りました。
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春に丸善ギャラリーでお迎え頂きましたウテナちゃん。この子も腕にかなり濃い鞄の染料が付いてしまいました。
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球体関節のひじから外して、除光液では染み込んで消えないので、水やすりを丁寧にかけてから色をやき直しました。
まったく分からなくなりました。
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またすやすや気持ちの良い眠りに入るウテナちゃん。
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そしてこの小さな2名は、髪の毛がちょっとだけ乱れているだけなので、ドールウィッグ用のスプレーを少し吹き付けてから、髪を整え、出来上がりの写真。アルスちゃん、この子のお顔は私が大好きなお顔です。
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そして、ギアナちゃん。この子は一番最近今年に入ってからお迎えいただいた子です。
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そして小さな5cmのドラゴン。この小さな子はまあまあの重症で、背中のトゲ一本と、前足の爪が一本折れていました。
両方とも新しく茶色い粘土をつけて焼き直し、アクリル絵の具で着色をしました。完璧な再生。
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この子は、革の翼が針金から剥がれかかっていましたので、皮用のボンドで張りなおしました。
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グイド君は、ぼらんどぉるさんでクリスマスにやらせていただいた個展のときに、ガネーシャの赤ちゃん(ガムランボールつき)を買ってくださった方の元へ、お迎えが決まりました・・。
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さあ、それでは、みんな揃って、お支度しましょうね。
私もそろそろ、お土産などのリストを作って、アバビ村に帰る準備をしなくては。
でもその前に、予定がいっぱい詰まっていて、大切なお約束や、用事が帰るまでいっぱい。買い物はネットが主流になりそうです。
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昨日は2年ぶりに近所の素晴らしい歯医者さんに検診をしてもらいました。3個虫歯があるのですが、今回は時間が短すぎて全部直せないので、まず一つだけお直ししてもらうことにしました。

人間も、人形も、体を大切にしないと、修理費が嵩んでしまいますので、どうぞみなさまご健康と安全にはくれぐれも留意されて、深まる秋をご堪能下さい。


























by ekadantaya | 2016-10-12 13:12 | Trackback | Comments(0)

エルフ姫 Rijasa 誕生。 初めてのワークショップで生まれたガネーシャの赤ちゃん達。

エルフ姫リジャサ、衣装が完成し、写真を撮りました。

丘のうえに咲く美しいリジャサの花・・・。可憐で優しいエルフの姫君です。

このリジャサちゃんはお顔が出来上がったときからご予約を頂き(大変お世話になっている方で・・)それからなんと半年以上も・・・
かかってようやく完成となりました。それというのも、お言葉に甘えて、他のお人形を先に仕上げていたからです。

優しいI様。リジャサちゃんにその優しさが映っています。

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ドレスはガーゼのように柔らかく薄いアンティークのコットン生地で、小さなお花を作ってシンプルに飾りました。花冠は丘に咲くリジャサの花のイメージです。リジャサちゃんには小さなガネーシャが一匹お供しますよ。


ところで、昨日とおととい、私はガネーシャの赤ちゃんのワークショップをやっていました。プライベートで贅沢なワークショップで、
大阪からはるばる2日間のコースを受けに来てくださったK様と、私と、大船でサーニット人形教室をしている妹の3名。

初めは樹脂粘土を練るところから、芯を作って、粘土を巻きつけて・・形を作っていくのですが、初めてなのでガネーシャの赤ちゃんはちょっと無理。私が殆んど形にして、色を付けるところだけお一人で。


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これは私の作ったガネーシャ達。
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こちらは殆んど90%私が作ったが、色はK様が付けたもの。一つ、豚さんです。

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うようよいると、かわいい。

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私はK様が作業をしている間に、みんなにリボンを付けたりしていました。
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最後の日には、一人で作る、というテーマで、K様が大好きなテディ・ベアをお作りになられました。
お顔は殆んど90%K様の作品。体や手足のバランスが初心者には難しくて、80%私が作りましたが、丁寧に毛の感じを出して仕上げたのは100%K様。色はアクリル絵の具で、70%K様が仕上げました。
かっわいい。
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来週の土曜日でしたか・・・妹の人形教室の生徒さん達に、特別講座「手足の作り方」を予定しています。
なかなか、立体は見ても作れないもので・・・やはり頭で物の形を素直に観察して理解しないと、難しいもので、
上手につくろうとか、綺麗に作ろうなどと考える大人は、物を素直に観察しないから、学びにくい。
私は大人に形の作り方を教えるということは苦手なのでどうなるかな。大道芸人みたいに、実演で芸を見せることにしましょう。

図工の先生を10年やりましたが、子供達と物を作ると言うのは本当に素晴らしい体験です。
やっぱり、小さな子供達と、丘でクロッキーするのが一番のお勉強になります。

日本は涼しくなってきたようです。
残り2週間・・・。秋の日本で、一つお顔を作って持って帰りたいと思っているのですが・・・まだまだお約束もいっぱいあって、外出する日が多く、時間が取れるかしら・・・。
美味しいものは今回は遠ざけたい。
あと2キロダイエットしてからアバビ村に帰る予定。


















by ekadantaya | 2016-10-08 18:20 | Trackback | Comments(0)

ヒトガタ展が無事終了し、Fanannaちゃんのドレスも完成。

昨日、第11回人・形展が無事終了いたしました。
最終日も大変盛況で、賑やかな会場。沢山の方々に見に来ていただき、お人形をお迎えくださり、ありがとうございました。

ドルスバラードの皆様、丸善ギャラリーの皆様、大変お世話になりました。

今年もまた幸せな出会い、再会に恵まれ、素晴らしい思い出に残る時間を頂きました。


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終了時間ぎりぎりに、やってきたのは、K様のバックに入ったアバビ村の子供達・・・・懐かしいムサシ君、小さな妖精の兄弟を連れてやってきて、飛び入りで撮影会となりました。やけにリラックスしているムサシ君。久しぶりに会えて嬉しかった~。
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この子はどうも、亡き父にそっくりの笑顔で・・・お茶目なところもあります。K様に大切に可愛がって頂き、ますます幸せそうに、良いお顔をしていました。


それぞれお迎えが決まって、最終日にお別れをすることになった女の子達・・・・

SUZUMEちゃん、元気で幸せにね。
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サマンサちゃんも、元気でね。

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Inesちゃんも、ドラゴンと一緒に飛んで行きます。
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例年通りに、チクちゃんが、高校の同級生の皆を連れてお片づけのお手伝いをしてくれて、5時前にはもう丸善を出て大船へ。
そこから例年通りに居酒屋で盛り上がり。。。展覧会の打ち上げ会兼同窓会で時間も疲れも忘れるのでした・・・。今年は10年ぶりに再会したとし子ちゃんにも会えました。






そして、今日はお洋服が仕上がり、名前も付けたエルフの少女の写真を撮りました。

名前は、Fananna と命名。ファナンナちゃんの名前はエルフ語で雲の贈り物、と言う意味です。

ドレスはアンティークの絹のオーガンジーとレース、で作りました。アシンメトリーなふんわりしたミニドレスと、サリーの生地で絹のドロワーズです。
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Fanannaちゃんはふわふわの雲の妖精みたい。窓辺に座ると光の中に溶けていきそうです。

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鎌倉の実家の窓からはアバビ村みたいに緑がいっぱい。
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今日、とっても嬉しいものが届きました。大好きなドールアーティスト、マキシムさんのご主人様が作られた小さな椅子。
早速、Fanannnaちゃんを座らせて見ました。ぴったりね。
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Fanannaちゃんは、ご予約済みです。

アバビ村からヒトガタ展に出た唯一の男の子で、ただ一人帰ってくることになったグイド君。
この子はもうちょっと一緒にいたいと言うので、お迎えを探すのはしばらく先に延ばしましょう。一緒にアバビ村に帰って、新しいお人形たちが生まれてくるのを待ってから。

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Fanannnaちゃんも、もうすぐさよならだね。
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リジャサちゃんのドレスも、仕上げは間近になってきました。

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でも、明日から2日間、妹の人形教室で特別に頼まれたワークショップをする予定です。

どんなワークショップになるかしら・・・・ちょっと楽しみ。











by ekadantaya | 2016-10-05 18:47 | Trackback | Comments(0)

ヒトガタ展、明日最終日です。

沢山の方々に見に来ていただき、大盛況の中、
明日は丸善ギャラリーのヒトガタ展も最終日となりました。

カメラのレンズが壊れてしまって、新しくしたので、日曜日に再度写真を取りましたので、まずは、東京駅からの写真です・・・。


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丸ノ内OAZOビルは、東京駅のまん前で、丸ノ内北口の横断歩道を渡ればすぐに入り口。
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そして大きなポスターが飾られています。
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会場に入ると、日曜日は沢山の人でいっぱいでした。
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沢山の人と沢山のヒトガタと・・・・
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ガーナベイビーズのコーナーも熱心に見ていただいて・・・
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お迎えが決まったSUZUMEちゃんもとても幸せそうなお顔をしていました。初日の抽選会では、すずめちゃんのために、3名もの方が並んでくださったと、ドルス様にお聞きしてびっくり!よかったね、すずめちゃん。遠くから、朝早くお出かけくださって、すずめちゃんのために本当にありがとうございました。
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サマンサちゃんもお迎えが決まっていて、日曜日の時点ではグイド君だけまだでした。(明日赤丸が無かったら、グイド君、アバビ村に一緒に帰ろうね。)
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2人とも大変人気者です。
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イネスちゃんは初日にご希望の方にお迎え頂き、明日は小さなドラゴンと一緒に化粧箱に入る予定です。
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明日は会場に少し早めに行って・・・夕方4時からの搬出までお人形たちのそばにいましょう。
いつものことですが・・・お人形たちを梱包し、箱に入れる瞬間と言うのは、どうもドキドキ・ソワソワします。

それでは明日、片付け・梱包のお手伝いに今年も来てくれるチクちゃんと高校の同級生達・・・会場で待ってますね。
台風、当たりませんように。
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by ekadantaya | 2016-10-03 18:20 | Trackback | Comments(0)