仕上がったのは3人。鼻風邪と読書。

4ガールズはどうにも集中ができないまま仕上げをしていましたら、白い髪の女の子のお顔は中に何も入らないお顔で・・・いつかまた作りなおすことにきめ、3人のメイクやボディの仕上げをしました。
仕上がって、性格もはっきりとしてきましたので、名前もそれぞれ付けました。

ピンクちゃんはお花のエルフなので、ハルム(良い香り)ちゃん。
グレーの髪の子は澄んだ小川の妖精アルス(流れ)ちゃん。
そして一番小さな子は朝露の精霊テテス(滴)ちゃん。

ハルムちゃんにはふわふわなレース生地の綿ローンでどろわーずを早速作りました。アルスちゃんはボディバランスが悪かったので、もう少し大きくボディを作りなおし、腰部分のジョイント位置にはそれぞれアンティークのリボンをあしらいました。

ハルムちゃんにはいろいろな濃淡・風合いのピンク系統、アンティークの絹で、ドレスを作ることにきめ、
アルスちゃんは瞳の色とそっくりの彩かなブルーの絹、オーガンジーのような透明感のあるアンティークファブリックでドレスとリボンを作る予定。そして一番小さなテテスちゃんには、ゴールドのようなセピア色の絹のアンティーク生地、クリーム色のオーガンジーやアンティークレースを使ってお花のようなドレスとボンネットを作ってあげることに決めています。

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ハルムちゃんは、気むずかしがり屋のような表情になってしまったのでしたが、もう少し優しい形に眉を描き直し、柔らかな夢見るような少女のやさしい表情に落ち付きました。とろけるように優しいピンクの濃淡のアンティークの絹が我が家にたくさんあって、それは数年前に鎌倉の小町通りでたくさん買い込んだ他にも自然に集まってきた布たちで・・・時間の経過による優しい色あせの具合が美しくて・・・甘い甘い砂糖菓子みたいなドレスを作ってみたいなという夢が湧いてきています。
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アルスちゃんは、思ったようなボディのバランスにやっとなってくれたので、お顔の仕上げはもう少しきりりと、意志のある表情に仕上げました。
この子は美しいドイツ製の青い目をしていて、その青い色にぴったりな素敵な色の生地で衣装を仕上げてあげるつもり。身長は少しだけ伸びて、19cmくらいになりました。
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小さなテテスちゃんは、小さいけれどちょっと大人びた表情のこになりました。
髪型も上の部分だけ三つ編みでまとめて、髪は後ろに垂らしました。
小さな小さなドレスですが、ふんわりとたっぷりしたギャザーのお花のようなドレスを作ってあげたい。
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いまちょうど、来週の火曜日までは子供達が期末試験で何か落ち付かず・・・忙しい家事の合間にちょっとくらくらしたり、鼻風邪をひいた感じで頭が痛かったり・・・だるいなと感じていましたら、やっぱり近所でもたくさんの人が風邪をひいていました。風邪のシーズンが1カ月ごとにあるようなアバビ村でありますが、
実は私が引いてしまった鼻風邪は・・日曜日の午後、丘の上の家の窓を全部開け放して夢中で読書をして夕方まで帰らなかったせいであると気がつきました。
私が今まで持った物の中でパソコンの次に必要不可欠となった電子書籍・・。
小さな文庫本くらいの大きさと重さの中に何千冊もの本がしまわれている・・ドラえもんのポケット。
私がいま夢中で読んでいるのは、吉川英治の「宮本武蔵」。
インドネシア語の訳本でしか読んだことがなかったので、日本語の原文で読めてしまうことに驚いています。
今までの書籍であったら、日本から買って持ってこようとしても、その重量を考えたらほとんど不可能だし、
日本語で読むのは又いつか日本で機会があったら・・なんて思っていたのが夢みたい!

カバーには大好きなゴッホの描いた桜の絵のシールを貼って、私の親友となった電子書籍には1年分では読み切れないくらい沢山の本をダウンロードしてあります。
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by ekadantaya | 2014-11-28 12:41 | Trackback | Comments(0)

ボディ完成。ミルクバナナの日。

繋がったボディでお目覚めのガールズ。糸ジョイント部分にレースのテープをつけたり・・などと細部はまだこれからですが、どんな感じのボディになったのか・・一人ずつアップ。
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まずはピンクの髪の毛のエルフの少女から。
この子だけ革を使った腰部分で仕上げました。身長は33cm。肘と膝が独立球の関節です。
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この子はまだ少しメイクの仕上げもしてから、名前を考えて、ドレスも考えてあげようと思います。
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グレーの髪の妖精の少女は、嬉しいお声も頂いていますが、まだ少しバランスがうまくいかない・・・。
もう一回手足もボディも作りなおしてあげようと思っています。でも、雰囲気はとても気に入った子になりました。身長は今のところ17cmくらい。
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白い髪の毛の女の子は耳は普通の人間のお耳ですが、皮膚の色に不透明なペイントをしていることもあって、ちょっと個性的。髪型とメイクの仕上げはこれからです。この子は左腕が心持大きいので作りなおし、
衣装は不思議の国のアリスのようにしてみようかと思います。身長は20cm。
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一番小さい子はとっても小さくなって、身長が13cmの親指姫です。この子のメイクを仕上げて、
小さな小さなボンネットを被らせて、小さい小さいお花のようなドレスを作ってあげるのが楽しみです!
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この4人のガールズは、今年中に仕上げて、お迎え先を今年中に探してあげようかな・・と思います。
完成しましたら、白い髪の毛の2人はクリスマス前のオークションで、グレーの髪の妖精とピンクの髪のエルフの少女はご希望をこちらから募集いたします。

日曜日の丘の家では、子供達は家の中と外のテラスに分かれてなにやら夢中で描いていました。
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勇気が描きかけのドラゴンの絵を残していったのを見て、少年たちはすぐに影響を受けて、ドラゴンや竜を描く子や、瞳が輝いた魚を描く子たちや・・・・
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あの小さかったサプートラは、今ではこんなに大きくなって、絵も大変素晴らしく成長して、5歳のアンガーという弟子までもつ身分になりましたよ。今日この写真をメールでセリーに送ってあげよう!
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雨季はまだまだ出し惜しみの雨ですが、夜スコールが来るようになってきましたので、庭の水撒きは必要なくなってきました。毎朝夕、箒を掛ける前に我が家にある2本のプルメリア(ジュポン)の木の下から、星のように散らばる花を拾わなくてはいけません。
この花は毎日大量に落ちて、拾って乾かすと、御祈りに使う香水の材料として売れるので、捨ててしまう家はありません。我が家は娘がもう面倒くさがって(大量に集めても乾くとすごく小さくなってしまって、1キロ200円くらいにしかならないので時間を損するというのですが・・)拾わなくなったので、向かい隣りの奥さんが拾いに来ることになって、朝夕の庭掃除の前に私が集めて容器に入れておくことにしました。
枯れ葉と一緒に椰子箒で掃いてしまうには美しすぎる花々ですもの。
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そしておとといは、ミルクバナナの日だ!と娘が言うくらいに、朝3房ものミルクバナナ(ピサン・スス)を頂きました。
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2房はクタさんの奥さんからで、そこの家の息子が高校に入る手続きを主人が手伝ってからというもの、季節折々の果物をもって早朝やってきては、黙って玄関の前において帰ってしまうお母さんです。
この日はまだ薄暗い5時半くらいに朝食を作っていましたら、シノが吠えるものですから、見るとクタさんの奥さんがもうにこにこと表の門から逃げていく途中。
ごん狐か!
それからすぐにまた明るい声が響いて、外にいる主人を話しているのは、丘のジュリーのお母さん。
また一房、立派なミルクバナナを下さりました。

このミルクバナナという名前のバナナ、日本では買えません。
バナナのお味ではないのです。しいて言えば、ヨーグルト味の果物・・・かな。
美味しくて、ミルク色のはちきれそうに太ったみずみずしい姿が美しくて、とっても高価な果物です。

我が家の高校生3人組は期末試験に突入しました。来週の火曜日に最終日だそうですので、ミルクバナナをたくさん食べさせて・・・応援しながらお人形たちの仕上げも頑張ります。

by ekadantaya | 2014-11-25 16:54 | Trackback | Comments(0)

手足完成。

ガールズの手足が着色仕上げまで完成しました。
早速、手をつないであげると、早くもおしゃべりな娘たち・・・。
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さあ、これから上半身と足をつなぐために、布と革でそれぞれの腰部分の制作に入ります。
足たちは待ち切れずに、もうじっとしていられない様子。
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明日はもう日曜日・・・。今日中に型紙を作ってしまおう。

by ekadantaya | 2014-11-22 13:20 | Trackback | Comments(0)

手足・・行を修める。

やはり、一人づつ作ればよかった・・・と、お人形を複数同時進行で制作するたびに、手足を作りながらしみじみ感じていましたが・・・
今回はアバビ村の雨季前の猛暑と相まって、その作業の修行性はさらに高まり・・・苦を感じない空の境地さえも味わうようでありました・・・。

そして先ほど、ようやくすべてが焼き上がりました。

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やはり進歩というものは必ずあるもので、手足のバランスが一度で決まらずに何度か作りなおす場合が多かったのですが、今回は没になったものがたった1本の足だけで・・・その他は一発で大きさバランス共に合格。
型を使わない樹脂粘土の製作は・・墨絵にも似ているかもしれません・・。一度きりの直の一筆が、気合いというか、高い集中力の頂点で決まる・・そんな感じ。
なので、毎回・・心の体力がいや心の筋力かな・・が必要です。
とくに、手足をたくさん作る時には忍耐力という特別高度な心の筋トレになります。

さあ、今からヒートペイントで着色、色を焼き付けたらワイヤーを切り取って・・・4人娘のボディにまずは腕をつなげ、そして腰部分を作って足を繋げて・・・座ったり立ったりできる自由の喜びを満喫するまでもう少しです!!

子供たちの大事な期末試験もあと3日で始まりますから・・・それまでには全員を繋げてしまおう。

by ekadantaya | 2014-11-21 17:37 | Trackback | Comments(0)

ボディまで完成。

4人娘は上半身が繋がりました。
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今週は手足を根気よく仕上げてしまおうね。
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日曜日の丘、最近少し歩き過ぎたのかしら…ふくらはぎが痛いので、息子にバイクで送ってもらいましたら、珍しく勇気は丘の家にとどまり、その日はのんびりと子供たちと一緒に絵を描いていました。
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この日もご機嫌よく絵を描いて、子供たちがが帰って行ったあとも、勇気はまだ何か描いていました。
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あいも変わらずやっぱりこれはドラゴンになりそうな描きかけの目。物心がついてから・・幼稚園に入る前くらいから・・高校卒業目前の今まで・・勇気はドラゴンばかりを描いています。
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この日は勇気と二人で丘の上の家でゆっくりした時間を過ごし、いろいろな話をする時間が取れました。
すると、家に一人でいたエーカーもやってきて、3人で進路について話をする機会が持てました。

来週には学校の期末テストがあって、その後3月の終わりに全国共通試験があって、その2回でほぼ進路が決定されます。

エーカーも勇気もそろそろ真剣にターゲットを絞り込んできたようです。

エーカーは、事業家になりたい・・・と、経営学を学ぶ方向に。
勇気は・・・かなり高めのターゲットに決めたようでした。主人に話したらほほが緩むのを難しい顔で隠さなくてはならないような・・・そんなターゲット。
勇気の名誉のために・・・7月に達成することができるまで秘密にしておきます。

若いドラゴン達がこの丘から大きな世界に飛び立つ日も目前。
毎日が超スピードで過ぎていく感じ。あっという間にまた日曜日が来ています。

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夕方は主人と一緒にアンラプラの町まで生まれたての赤ちゃんのお祝いに行きました。
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生まれて5日目の男の子の赤ちゃん・・・。
17年前の勇気は色の白い赤ちゃんで、大勢の人に抱かれていたのを思い出し・・・あの赤ちゃんが今はもう自分の人生に向かって飛ぶ時期を迎えた若いドラゴンになったなんて・・・不思議な夢の中で生きている感じ。

by ekadantaya | 2014-11-17 15:57 | Trackback | Comments(0)

エルフの少女の瞳とメイクやり直し。小さな妖精誕生。

バラ色の髪のエルフの少女は、一大決心をしまして、瞳の位置を0.01mmくらい調整するために後頭部切断の大手術をしました。

樹脂粘土でお顔を作るとき、グラスアイを埋め込んで形成していく方法を取っていますので、焼いてしまってから瞳の位置を動かしたい場合には、彫刻刀で発掘作業のように注意深く裏から目玉を掘り出し、位置を調整してからまた粘土で固定し、頭がい骨を粘土で接着して焼きなおす・・という少し込み入った作業が必要です。
しかし、瞳の位置は大変重要で、たとえ0.001mmの差であったとしてもその微妙な差だけで大きく表情に違いが出てきます。
瞳の位置を思うように変えてみましたら、眉毛の形やお顔全体の色合いもまったく違って見えましたのでメイクをやり直し、眉毛をもっと柔らかく自然に描き直してみましたら・・・
その目元はもっと幼く、優しい表情にはにかみながら何かを語りかけるような・・・そんな雰囲気が出てまいりました。

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この子は全体が仕上がってきてから、もっとはっきりとした性格や気持ちも出てくる気がしますが、どうやら緑の丘に咲いている野の花の精なのではないかしら・・と思います。

そしてもう一人・・・ちょっとおてんばそうな・・自然児の小さな妖精の子のお顔も生まれてきました。
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これで、大小4人の女あの子のお顔が生まれたわけですが・・・
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次のお顔を作る前に、この4人の女の子たちのボディを今年中に仕上げてあげることにします。

来年のために、材料や道具も準備しておかなくては・・・。

アバビ村は焼けつくような猛暑の乾季が10年ぶりくらいに土を乾かして、毎日朝夕水をホースでまかないと、箒で庭掃除ができないくらいでしたが、ようやく・・・ここ2日間は毎晩恵みの雨が降り注ぎ、
木々が大きく深呼吸をしているようです。

by ekadantaya | 2014-11-15 00:17 | Trackback | Comments(0)

緑の丘から、またエルフの少女のお顔。

今週は一人、新しい女の子のお顔が生まれました。グリーンの瞳にピンクの髪、エルフ耳の少女です。
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今月いっぱいは妖精たちのお顔をもう少し・・・すやすや眠ったお顔もいくつか作ってみたい気分です。
小さな子たちはチベットラムの毛皮で髪の毛も作ってみました。
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日曜日の丘の家・・気の立った母犬がいたら危険なので、ジュリーに案内してもらって、子供たちと丘の家に行くと、ちょっとがっかりしたことには子犬たちはみないなくなっていました。
母犬がきっとここは人間が来て危ないから、引っ越しね、と連れて行ってしまったのでしょう。
子供達も私もちょっとがっかりして、でもとても安心しました。
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いつもニコニコ見守ってってくれているジュワットの木の下で、子供達は得意の木の絵を描くことにしました。
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5歳になったばかりの一番小さなアンガーも素敵な大木の絵を堂々と描いて、とっても嬉しそう。
植物の息吹の中で育っているからなのか、エルフたちがそばにいるせいなのか・・やっぱり木をモデルにして描く絵が一番楽しい…アバビ村の子供たちなのでした。
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この日は、ボゴールから来たエーカーの18歳になる誕生日。
うちの子供たちは、ママの手作りケーキが定番ですが、エーカーのお誕生日にはみんなで近くの川エビ料理を出すお店に行きました。
エビや淡水魚を養殖している池の上で食べる仕組みのレストラン・・・。
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こうやって、家族みんなで食事に出かけることも来年勇気やエーカーが大学生になって都会に出て行ったら、娘とだけになり、そうこうする内には娘も高校3年間が終わって、またもや大学生になり都会に出ていく・・・。
あと3年もしたら、子供はシノだけになる我が家。
そうしたら、シノを連れて毎日丘の上の家に行き、お人形を作ろうと思う私です・・・。

今日は笑顔の素敵なお隣のギナ氏をお送りにアバビ村の終着駅まで行ってきます。
ギナ氏は大変魅力的な笑顔の紳士で、65歳になる退職した教育者でしたが、数日前に急に倒れて、帰らぬ人となりました。ロジャーと全く同じ状態で、脳出血でした。
誰にでも素晴らしい笑顔を欠かさないギナ氏は、高血圧気味で、食事は菜食主義、塩分も取らないと徹底して健康管理をしてきた方でしたが、じつは、とても熱くなりやすい方であったとか・・・。
その朝も畑に肥料を運んできたときに、水田の水路を洗濯用にせき止めている人がいて、その人と口論になったそうでした。その後に家に戻って、もう一回2回目の肥料を運ぶ途中で、ふらふらとしたところを村人に支えられ、病院に行ったのです。
曲がったことが大嫌いで、正義感と責任感にあふれ、愛情豊かな笑顔を絶やさなかったギナ氏にアバビ村の人々は大事なことを教わった気もします。健康に必要なのは、心の持ち方・・・自分の心の操縦法ですと。

by ekadantaya | 2014-11-11 12:40 | Trackback | Comments(0)

New work 始まり & シノのNew dress

久しぶりの粘土練りは汗が滝のように流れるアバビ村の猛暑の中で進み・・・
あまりに暑いので、1キロ練ったらもう十分かなと・・・小さな首から仕事を始めています。
大きさが違うせいなのか、写真がピンぼけばかりですが、今小さな少女の頭と大変小さい妖精の頭が出来上がりました。
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今日はまた母寺での大きな儀式があり、沢山親戚が帰ってきていて落ち着く時間が取れませんが、明日からもう一つお顔を作りたいと思っています。

そして、私が帰ってからというもの、そばにくっついてばかりいるシノちゃん。新しいお洋服がとっても似合うので写真に撮りました。
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シノはお洋服を着るのが好きで、自分から袖を通そうとさえするので、日本に帰るたびにお洋服をいくつか買ってきます。サイズは、ダックスフンド用の胴の長いものでぴったりです。
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ガオー・・・!!と、シノサウルスになっています。

by ekadantaya | 2014-11-06 11:05 | Trackback | Comments(0)

緑まぶしい日常の始まり。

日本からアバビ村に帰って2日目、10日前に生まれたボディの赤ちゃんのへその緒が取れ、生まれて最初の儀式となりました。大勢の人々が賑やかに集まる中で、女の子の新生児は神聖な寝息を立てながら、すやすや眠っておりました。
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男の客たちは外に用意したテーブルでコーヒーやお菓子、食事などを振舞われて談話し、中では赤ん坊を囲んで女たちが幸せを分かち合っています。
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赤ちゃんは代わる代わる女たちの腕に抱かれて、この日は下に寝かせないのです。
この風習が、17年前に初めての赤ん坊を持った私にはとても理解できないことでりましたが、今となっては、確かに、こうやって沢山の人々に抱っこされることで病気になってしまった子供は見たこともなくて、なってしまったとしてもちょっと鼻かぜをもらってしまうくらい、かえって免疫が出来て丈夫になると・・・こちらの人々の意見に納得しています。そして、何よりも、大勢の人々から愛情たっぷりの祝福を与えられた子供たちは、おおきな愛情を持った豊かな心の優しい人間に成長していくのだと思います。
今の日本から見たら、なんというゴージャスな環境なのでしょう。
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土曜日は子供たちと主人と町でお買い物をしてから、海のパパとの久しぶりのディナー。
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ゴッホの絵と南国の森のような木々の緑に覆われたガーデンには、美しい間接照明がデザインされ、繊細な料理の味を楽しむには最高のレストラン、Vincent。シーフードとイチゴジュースがお勧めです。
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日曜日は約束どおり、近所の子供たちと丘の上の家へ。
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門を開けたとたんに、子供たちが歓声をあげました。

テラスの下に折り重なって生まれたばかりの子犬が5匹鳴いていたのです。
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わあ、大変!どうしましょう。子供たちは冷静に、この子犬たちはまだ小さくて食べられないから、つれて帰ることはできないよ、お母さん犬が来てミルクを上げて育てるまでそっとしておくしかない・・と。
そこで、中に入って1か月分溜まった埃やくもの巣、ありの行列などを箒で掃除してから、絵を描く準備をしていると、来ました来ました。
母犬が人間の気配を察して猛烈に吼え始めました。
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子供たちと、母犬を刺激しないように、ドアを閉めて静かに絵を描き始めました。
母犬は1時間半ほど、ずっとほえ続けておりましたが、疲れたのか、吼えながらまたどこかに行ってしまいました。小犬たちは母犬の声で安心したのか、お乳をもらっていないのにすやすや全員折り重なって眠っています。
子供たちは好きな絵を描き終えると、
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日本からお土産のつもりで買ってきたお菓子とジュースでまったり。
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これほど優雅な時間を私は他にあまり知りません。
この丘の上の家で、子供たちと一緒に、絵を描き、お菓子を分け合って、静かな笑顔を分け合って、過ごす日曜日の贅沢。

子犬たちはしばらくそのままで、大きくなってそれぞれどこかに行くようになるまで場所を貸すことにしました。母犬はきっと近所の家で飼われている犬だろうということですので、持ち主を探してもらおうと思います。

子供たちが帰る頃に、息子の勇気とエーカーが丘を上がってきました。お菓子の残りを食べて、ジュースを飲みながら、2人は将来の夢や進路の希望を話していました。
あと半年間で、未来に向かうどの扉を開けることになるのかしら。
この丘から飛び立つ雛鳥のような2人。果てしない可能性にきらきら光った瞳を持っている17歳。


勇気とエーカーが先に帰って、私がグリアスマルンの宿へ降りたときに太陽はほぼ真上から照り付ける午前11時。
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乾季の焼け付く日差しに庭の芝生は黄色く枯れているのに、太陽が好きな花々は鮮やかに咲き誇っています。

クンバン・クルタス(膨らんだ紙)という此花は、日本ではブーゲンビリアといいます。
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ジュプン・バリは日本で言うプルメリア。
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ポホン・デワの実は神々の木の実という意味で、内臓系の病気に効く薬だそうです。
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年中赤い葉っぱもあります。
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椰子の木を飾る蔓の葉っぱはいつみても素敵。
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そして、美しい丘からの眺めを楽しむために相変わらずそこにいてくれる、傘の木。この木の下にいればどんなに暑い太陽からも涼しく逃れることが出来ます。
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丘を降りてチョコレートの森へ入ると、そこには永遠の秋があるみたいに枯葉のじゅうたんでふわふわな地面。
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このチョコレートの森には緑の妖精がいっぱい走り回っている気配がします。

家に帰ったら、みんな揃っていて、遊びに来た医者のコージと奥さんのノピー、そして10ヶ月に成長したカナヤと楽しそうに和んでいました。カナヤはますます利発になって、いたずらも冴えてきて、輝く瞳に星がいっぱい!
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我が家の庭の片隅には胡蝶蘭が満開です。
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それでは、この暑さに負けないように・・情熱を込めて粘土を練ってしまおう。

by ekadantaya | 2014-11-03 14:00 | Trackback | Comments(0)