アグン山は相変わらず警戒レベル4のまま、穏やかな日常の中で妖精たちが生まれる。

アグン山は警戒レベル4のまま、いつ噴火してもおかしくはないのに噴火しないというまま、9月14日に警戒レベルが2に上がって噴火活動が始まってからすでに1ヶ月が経ちました。

主人は、噴火は必ずする。と言います。噴火の可能性のほうが噴火をしない可能性よりも断然大きいままで、内部では活動はますます活発化しているようです。
でも、1963年の噴火を5とすると、今回の噴火は3にとどまり、そう大きな噴火にはならないだろうと観測所の科学者は言っています。

そんな中、アバビ村は日常に戻り、すべてがいつものように動いていますが、先週の1週間は皆避難していたので、日常の暮らしはより一層いとしく美しく幸せに感じられる。。。透明なアグン山の気が流れているみたいな気がします。

さて、そんな中、私もお人形制作をぼちぼち始めています。

裏山の妖精君はボディまで出来上がり、手足の為の球体も作り終えました。
そして小さな妖精が3人、生まれてきました。


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一人は男の子で、2人は女の子。眠っている子がいます。一人は去年からお約束している子で、いつも連れて歩きたいから、指が折れないように・・・・ちょっと工夫して作ってみます。
眠っている子は、いつまで郵便局が開いているかはわかりませんが、(噴火したらお休みになると思うので、別の場所に行かなくてはならないのですが。。。)いつかオークションに出品したいなと思います。
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裏山の妖精君は、髪の毛がふわふわのフェザーなので、外に出ると風になびいてなんだかかっこいい。
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なんて名前にしようかな。ぴったりの名前を考えましょうね。
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シノは今日お風呂に入って、ようやくさっぱり毛並みもふわふわになりました。
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アグン山が穏やかでありますように。噴火しても小さければこのままみんな一緒にアバビ村にいることができますもの。
1963年のように大きいと、長い間別の土地に暮らさなくてはならない。どうか、アグン山様、穏やかに。
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晴れた午後の庭。
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シノは私が行くところどこにでも付いて来る。でもカメラを向けると相変わらずそっぽを向く。
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無理やり正面を向かせて撮ると、シノちゃんは犬なんだかナンなんだか。
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おばあちゃんの母屋の入り口から見えるアグン山の頂上は、午後は厚い雲に覆われて見えませんでした。
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一昨日は、主人とアンラプラの町に買い物に行き、川魚(グラミー)のご馳走をテイクアウトして丘へ。
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シノは先に車に乗ってしまうので、お買い物にも連れて行き、丘にも一緒に行きました。
久しぶりの丘からの眺めはやはり美しい。
9月22日、警戒レベルが急に4に上がったときには、みんながこの丘に避難してたくさんの人々がこのレストランと私の丘の家で眠ったそうです。
噴火してもきっと同じようにこの丘が避難場所になります。
1963年と同じように。
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ダダプにお土産がなかったので、グラミーのディナーとビールで乾杯!
あの時は、どうなることかと、皆パニックでした。
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まさかこうして丘で乾杯できるだなんてね。
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ダダプも主人も、村の男たちはみなこの丘の上に集まって、噴火したら、子供と女性たちだけ避難させて、男たちはみなここに残って家や家畜を守るのだと、楽しそうです。
生きているうちにアグン山の噴火が見れるという光栄な機会・・・これを喜ぶ男たちは、水道水がなくなってもここには火山の影響を受けない湧き水があるし、食料はなんとでもなる・・といつもより生き生きしている。

1963年の体験の言い伝えが皆を落ち着けているのです。この丘は絶対的に安全だと。

灰や小石が降り、硫黄の匂いがしたのはほんの一日だけだったと、このあたりにはほとんど被害がなかった事が言い伝えられています。

1963年よりも遥かに大きかったら、どうするのよ????

そのときはそのときじゃあ、死ぬときゃ死ぬのが人間だからな!! そう主人もダダプも言うのですが、まあ、そりゃそうね。
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アグン山の神様、どうぞどうぞ、穏やかに。






by ekadantaya | 2017-10-14 18:28 | Trackback | Comments(0)