新しい小さなお顔2つと改築工事が始まった我が家。

メレスちゃんが先週の金曜日に出発してからというもの、家の改築工事も本格的に始まりました。
でも、まだ建て増し部分を作っているので、現在のキッチンや居間を壊すには少し日にちがあるそうで、一週間くらいはまだ料理もできるしお人形も焼けます。
そこで、久しぶりに粘土を触ったら、小さなお顔が2つ生まれました。
一人はちんまりとした小さい子で、青いお目目がくりっとした妖精。もう一人はぐっすり眠った妖精ちゃんです。この二人のボディを手足を作り終わる頃、キッチンも居間も壊す工事が始まります。

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横に長く建て増しをして、キッチンとダイニングが一番左の新しく立て増しをする部分に、そのほかは前面の壁とキッチンを壊し、床も全て新しくして、ドアはガラスのスライディングドアに変え、ソファを入れたリビングのスペースを作ります。洗面台とバスルームも、改装予定。
庭はガレージまで煉瓦色のコンクリートブロックを引き詰め、学校の運動場みたいになります。
家を新しく立てた18年前よりも、大掛かりな工事・・・・。無事成功しますように・・・。
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主人の車のガレージに使っていたスペースを、新しく建て増ししてダイニングキッチンにしようとしているのですが、コンクリートの骨組みはほぼ完成。後は木が届くのを待って屋根の骨組み、屋根、そして壁・・・それから今の家の前面とキッチンを壊す予定ですが・・・・木がまだ届かないので、壁のタイルから仕上げることになりました。
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このタイル、色がカラフルにいろいろ入っていて、どんな床にも似合いそうだし、注文した白いシステムキッチンにも相性が良さそうで、決定。キッチンとダイニングの建て増しした部分の壁全部に貼ります。

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今日から始まった作業。ほお、こうやって貼るのか・・・。糸を立てと横に貼って、真っ直ぐにしながら、セメントをつけて、3センチくらいの厚みに貼っていきます。この経験豊富な村の大工2名とお手伝いのネイサーおじさんだけで、取り壊し作業も建てるのも、全て手作りでやってしまうのですから、オールマイティーな本物の大工さんには尊敬の念しか湧きません。でも今回は、窓やドアを設置して色やニス塗り仕上げをするのは、ニョマンの高級建具屋から派遣されるプロにお任せします。

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こういう感じ・・・・。なかなか気に入った色合い。
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外の壁も形になってきました。ちょうどキッチンのシンクの辺りです。窓はスライディングで、壁いっぱいの長さ、キッチンは外光が沢山差し込む計画。マクサンの石壁側の壁には少しでも光が差し込むようにとガラスブロックをはめ込みました。窓やドアはコージの姉で高級建具の会社を経営するニョマン・レスティニにオーダーしたので、品質のクォリティは補償付き。価格は兄弟価格。システムキッチンもニョマンにお願いしてあります。仕上がりはワクワクドキドキですが、それまでの道のりは、長く険しい生活かも。来週あたりから、キッチンのない生活に入り、料理も人形製作も、しばらくストップです。
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今日はお隣のジュワットの4番目の赤ちゃんが生まれたお祝いに、行ってきました。小さな元気な男の子で、これで男の子3人、女の子は一人、の4人目になりました。ちょっとだけ、女の子がいいな〜と思っていた母。
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たくさんの兄弟や従姉妹たちに囲まれて、幸せな小さな坊や、アバビ村へようこそ!
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名前はいとこたちが付けて、カトッ・ダナン、と命名されました。

コロナは、ついにアバビ村にも到達しました。診療所の看護師が、陽性と判明、沢山の予防接種を受けた赤ちゃんや母親もテストをしましたが、まだ陽性はいません。そして市場の近くで床屋をしている家の10歳の子供が、他の病気で手術をするためにテストを受けたら、抗体テストで陽性が判明。でも、感染のテストでは陰性でした。抗体テストを受けたら、かなりの人が陽性なんじゃないかな、とは思います。
さて、明日は市場の日・・・より一層気をつけて、朝4時半には家を出て、人がまだ少ないうちにさっさと買い物を済ませて帰ってこよう・・・・。


先ほど、メレスちゃんを追跡してみましたら、金曜日に郵便局から出発して、今はジャカルタの国際交換局。日本に行く飛行機を待っているのでしょう。少しいつもよりお時間がかかると思いますが、メレスちゃんの旅が安全でスムーズな道のりでありますように。ドキドキしながら到着を待ちつつ、小さな妖精ちゃんたちを仕上げて行きましょう。

そして、少しコロナが落ち着いて、お出かけができるようになった日本に住むアバビ村の妖精ちゃん、素敵なお写真をいただきました。
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ここは、京都ですね。いつになったら、懐かしい日本にまた行くことができるのかしら・・・・・。
世界の様子を見ていると、感染者は減ったりまた増えたり。。迷路に入ったみたいに終わりが見えないですが、この鳥居のように行き着く先がもっと素晴らしい世界につながっていると良いのですが・・・
来年は日本に帰ることができるかなと思っていましたが、この地球全体の明日が全く見えません。
ただ、変化の真っ只中に突入したということだと思います。まるで、改築中の我が家みたいに。
落ち着くことはまだ先になると思いますが、今はただシンプルに、毎日健康でいるように努力をしながら、澄んだ気持ちで感謝を忘れず、出来ることを精一杯やりながら、まるでこのはるかに続くように見える鳥居の坂道を登るように、一歩づつ歩いて行きたいなと思います。
















by ekadantaya | 2020-06-30 20:53 | Trackback | Comments(0)