ヒトガタ展、終了いたしました。アグン山の噴火活動と現在のアバビ村の人々の様子。

ヒトガタ展が無事終了いたしました・・。今年も沢山の方々に見に来て頂き、お人形達も大変幸せでした。
今年はアグン山の噴火活動が始まった最中の帰国となりまして、毎日LINEで家族と連絡を取りながら、現地のニュースをネットで見張り、眠れない日々が続いていました。
ヒトガタ展は初日だけ出ることが出来ましたが、そのほかの日はせっかくいらしていただいて、お約束もしていた方々、お会いできずに申し訳ございませんでした。
片付け・梱包はドルスさんにお任せしてしまいまして、大変お手数をおかけしてしまいました。ありがとうございました。
お陰さまで、私はパスポートを受け取り、ビサカードも届きまして、チケットを買いました。

カメラも壊れてしまって、慌ててアマゾンで買った中古のカメラがなんと大変おばかさんで・・・・写真がレトロですが、Cocoちゃんも、エルノ君エルマちゃんも、今頃お迎え先に向って飛んでいるのでしょうね・・・

今年は私が大慌てでしたのですが、お人形達は落ち着いて、しっかり立っていてくれました。皆元気で、幸せになってね。


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ヒトガタ展の初日にも、沢山の方に心配していただき、メールでのお見舞いも頂きありがとうございました。
現在、アグン山の噴火活動は依然として同じようで、警告レベル4という危険な状態で、いつ噴火してもおかしくないのですが、ここ数日、それにもう一つの可能性、このまま固まって噴火しない可能性もある、と言うのが出て参りました。
アバビ村の人は殆んど家に帰り、日常が始まっています。学校も始まっています。

アバビ村は厳密に言えば、危険地域の中では安全地域である・・という微妙な位置です。といいますのは、高台で溶岩が流れない・・という地形の為ですが、山頂から11キロという近さのために、火山灰や石などが降ってきて、毒ガスも発生し、危ないことに変わりはありません。しかし、いざとなったら、家の中でじっとしていれば、何とかなる・・・と、皆確信していて、県も強制非難の地域には指定していないのです。

そして、3日には村の中心寺で、予定通りに大きな祭りが行われました。お婆ちゃんも近所の人もみな2日には家に帰ってきました。
それでも驚きですが、もっと驚くことには、本日、5日にアグン山の上にあるバリヒンドゥの総本山ブサキ寺院が、プルナマ・カパットの大儀式を行いました!アグン山を鎮める為に祈りをささげる目的です。
多くの人々が、噴火を恐れず、政府も許可をして、白い衣装に身を包んで聖なる場所で聖なる山に祈る・・・・
バリ人は,儀式となったらもう、止めることはできません。
写真が現地のニュースの記事になっていましたので載せて置きます。これが、私の夫の世界です。日本とは、異次元な場所に私は嫁に行ったと思います。


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アバビ村は一番外側の危険地域の輪の中に入っていますが、
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青いところがグリアスマルン、私達の宿で丘になっています。私の自宅も同じ用に黄色で囲まれた長細い部分に入ります。
黄色は、溶岩による土砂が来る部分です。

今はみな噴火活動がこのまま収まるようにと、祈っていますが、来週の12日までに地震も少しずつ減って、噴火しなければ、警戒レベルが下げられるそうです。

そうしたら、シノを迎えにいって、お家に帰れます。
どうか、アグン山が落ち着きますように、鎮まりますように・・・。

そう祈りながら、今私は妖精のお顔を焼いているところです。
空港に送る荷物を集荷に来るのが7日の夜ですから、それまでに妖精たちのお顔を作ってバリに一緒に帰るつもりです。
この妖精たちは、実家の裏山に住む日本の秋の妖精たちになりますね。

私の実家の横にはこんな景色があって、アバビ村にそっくりではないですか! でも竹の葉っぱが日本のは細かいです。やしの木がないのと、カラスの群れが夕方になると山に帰ってくる光景がアバビ村とは違います。
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それでは、祈りを込めながら、明後日宅急便がトランクの集荷に来る前に、実家の裏山妖精ちゃんのお顔を仕上げてしまいましょう。

・・・と、言っている間に一人お顔が出て来ちゃったのでアップします。
お目目が大きな、男の子か女の子かまだ分からない、幼いけれども目力のある子です。薄めに色を焼き付けてありますが、まだまつげも無いし、細部はあとで・・・ウィッグはチベットラムファーで作りましょう。

それでは、日本で生まれた妖精のお顔、裏山から来たおちびちゃんです。

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明日の午前中にもう一人生まれるかな・・・。






by ekadantaya | 2017-10-05 17:44 | Trackback | Comments(0)