木の精霊達への儀式。小さな小さな妖精の顔。

昨日の朝、シガラジャの弟嫁も帰って来て、近所の主婦や、おばさんや、おばあちゃんを中心に一日中供え物つくりをしました。
そして、今朝まだ暗い午前3時から5時までに・・・男達が集まって、豚を屠り、重大な儀式のための供え物、バビグリン(豚の丸焼き)を5時間かけて仕上げました。

そして今日の大切な儀式が始まりました。
今日は、トゥンパッ・ワヤンといい、木々の精霊達を祭り、自然の精霊達、エルフや妖精たちに供え物と祈りをささげる日です。

朝から絵美も従妹のコマンも、なんだかちょっと妖精の光が集まっているみたいにさわやかでした。

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村の男達が手伝いに来てくれて、主人や弟、従兄やおじさんも張り切って豚の丸焼きを仕上げ、ご馳走のサテやウラブを料理しました。
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みんなが遅い朝食のご馳走を食べている間、朝食は取らない主義のオダ・ウィディアが一人で豚の丸焼きを回していました。

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どのようにして焼きあがったかを知るには、竹の棒を通した豚の体が、棒から外れて回るようになったら、中まで火が通ったということだと、オダ・ウィディアが教えてくれて納得。
こんがりと焼きあがった豚の丸焼きや、山のような供え物を車に積んで、今日の儀式の場所になる、グリアスマルンの丘のロラスの会場になったあの木々たちの場所へ行きました。私は軽めの供え物を頭に乗せて、女性達と歩いて行きました。
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この場所からは、人間の存在よりもずっと透明な木々の世界に、エルフや妖精の光が現実感を持って存在している気がします。
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丘の上の中ほどにある2つ並んだお堂は、私がこの丘に来た21年前に立て直したものですが、もう21年も経って、壊れかけている。そろそろ新しくする時期です。この2つのお堂にも、供え物を供え、プーマンクーの指揮で祈りをささげました。
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そして、おばあちゃんの助手をする役目のメ・カントゥンが、供え物を持って、丘中の大きな木々に供え、祈りをささげて回りました。
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丘の家のお堂にも、供え物を備え、大変久しぶりにお祈りをしました。
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儀式の工程が全て終わると、豚の丸焼きは頭と胴体を離され、頭だけは別に供え物としてまたお盆に飾られます。エルフは菜食主義だと思うんだけど・・・。
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でも、確かに今日は、娘の周りには見えない光が集まって、エルフ達のささやき声が聞こえるような気がしました。
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そんな中、昨日、供え物つくりの休息の時間に作って、今日儀式が終わってから色を付けた小さな小さな妖精のお顔・・・本当に、丘から来た子だと思います。
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久しぶりに触った粘土ですから、明日もまた色々な大きさで妖精たちのお顔を作ってみようと思います。











by ekadantaya | 2016-08-13 23:11 | Trackback | Comments(0)

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