アバビ村に無事帰りました。

一昨日アバビ村の自宅に無事帰りました。

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羽田から乗り換えのクアラルンプールで2時間乗り換え便が遅れて、5時間の待ち時間、回りはマレーシアから乗ってきたインド系やアラブ系、中国系、そしてインドネシア人の出稼ぎ労働者・・・たまに不思議な感じの日本人のお年寄りグループ、という感じの人でいっぱいのロビーで、娘は日本の洗礼された静かな人々のことを思っていたようでした。良く考えてみると、どこで買い物をしても食事をしても、確かに日本の人は優しく親切で、仕事以上に気持ちを入れて何でも教えてくれます。例えば、一つ何かをたずねると、10もの詳しい答えを親切に応えてくれる。そして、お行儀が良い。きちんと並べる。あまり下品な大笑いもしない。
・・・それに引き換え、このアジア・エスニック集団は・・・大声で笑い、好き勝手をしている。人に者を尋ねるのも、応えるのもなんだかえばっているし、店員はぶっきらぼうで、買い手より格段に偉そうだ。
そんなことを娘は感じたようですが、でも、確かにそこにいた人々は、飾り気のない様子で、幸せそうでした。
日本は、周りを気にしすぎて、ストレスになる人が多いのかもね、なんてことも言いました。
バリの人々と比べると、バリの人たちは自然で幸せだけど、どこに行っても親切で、品もあって、お行儀が良くて、日本人と近いのかもしれません。きっと一昔前の日本人もそんな風だったのかもしれない。

パパが待っていてくれて、おばあちゃんやおばさんにもらったお古の洋服で大きなトランクいっぱいの絵美と、お兄ちゃんとの約束で日本のお菓子をいっぱい詰め、隣近所親戚のためのつまらないお土産で巨大とランクをいっぱいにした私達は、無事バリ島に帰ってきました。

途中パパの行きつけのお魚のから揚げ定食が食べられる店で、遅いランチを取り、初めて娘はご飯をいっぱい食べました。日本のご飯は、もち米みたいで娘には美味しくなかったのです。
バリの魚料理は美味しい!スパイスの効いた魚のスープを食べて、娘も私もつい感動。

シノはもう、泣きながら回って私に体当たりしてはまたどこかに弾丸のように走っていって、戻ってくる・・ということを10分くらい繰り返していましたが、そのうちに落ち着きました。
家は思ったより汚れていなくて、シノは元気いっぱいに良く食べていて、パパはやっぱりやればできる。

私達が日本に付いたばかりの17日に亡くなった、お向かいのパ・パインの家にまずお悔やみを言いに寄り、残された奥さんと3人の小さい娘達に当日の様子を繊細な出来事まで詳しく説明してもらい、その場にいるような気になるほどでした。
隣近所の人々に見守られ、最後の息を引き取ったパ・パインは、3ヶ月間の間病んでいました。
痩せて骨と皮だけになり、お腹の痛みに苦しんで寝た切りに近くなったのが1ヶ月前。
どうしても病院はいやだといって、奥さんが全て面倒を見ていました。
始めにパ・パインの症状を診断した医者のコージは、私達に、これは末期の肝臓ガンにほぼ99%間違えがない。と言いました。パ・パインには言わないように。
そして、今のバリ島の医療では施す手はないと。だからパ・パインの望むとおりにさせようと。

3人の娘達は、7月の半ばに始まる新学期には、1ちばん上のプトゥが中学3年生になり、次女のカデが小学校6年生、一番下のコマンが小学校2年生になろうとしています。

以前からパ・パインの収入は、親戚の家を掃除する仕事だけで、奥さんが打ちのおばあちゃんの手伝いをしたり、供え物作りの仕事をして一家を支えてきました。この先、この3人の娘達が学校を卒業して一人前になるように、出来る限り支えあっていこうと、隣近所の人々は真剣に考えているところです。

人は隣近所や親戚、人々としっかり関わると、このように重くなります。だから、賢い文明人は、その重さを切り捨てて、同時に本当の人としての味わいも切り捨てて、無味乾燥な環境に落ちていくのでしょう。

今日は息子がジャカルタから帰ってくるので、空港に迎えに行きます。ついでに一泊、シノも泊まれるジンバランのヴィラで団欒の時間を持って、次の日の朝はプールで泳いで、それからアバビ村へ帰ることにします。

家族との時間、子供達との時間は、本当に大事にしないと!子供達はあっという間に大きくなって、大人になる一歩手前まで来ました。親がしてやれることは限られていますが、出来るだけやってあげるべきことを残さずにやってやりたい。。。と思ったのも、パ・パインからもらったインスピレーションだったと思います。
共有する思い出、これが家族の本当の財産。

レバランの休暇の間は落ち着かないので、お人形制作はまだ少しお休みです。

by ekadantaya | 2016-07-02 04:28 | Trackback | Comments(0)

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