皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。

Sleeping Angel ちゃんの皮ボディ、くったりした子供の眠るボディ・・・・完成。

皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_1085178.jpg


皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_1093428.jpg


皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_10111486.jpg


皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_10122488.jpg

全身の長さは35cm。この子は人間の子でも天使でもなくて・・・・もしかしたら全身が毛むくじゃらの獣になる可能性もあります。

今週は本家の寺(マクサン)がある我が家で儀式があり、近所の主婦たちとともに毎日お供え物を制作しておりました。娘も近所の3歳になる女の子とチャナンを手際よく制作。
皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_10133388.jpg

皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_1016354.jpg

皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_1019342.jpg

皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_10201480.jpg

皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_10213195.jpg

皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_10222759.jpg
忙しいのですが、喜びに満ちた仕事・・・それが女性たちの愛情を込めて毎日積み重ねられる日常の仕事・・・家事や供え物つくりなのです。
そして、儀式は途絶えることなく行われ、一日に3箇所もの結婚式に出席することもしばしば・・・。
昨日は午前中に私が主人や親戚の面々と、海の村の結婚式に出席しました。
皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_10232528.jpg

皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_1024819.jpg

皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_102458100.jpg

アバビ村に生き残る偉大なゴッドマザー・・と尊敬されるオダ・ティラムの孫の結婚式でした。
皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_10255494.jpg

オダ・ティラムは主人の叔母にあたり、ジュリーの祖母で、村中の親族以外の子供でもだれかれかまわず頼まれればみんな引き取って育ててしまったすごいおばあちゃんで、大きくなった大勢の子供たちに愛されて、いつでも小さな子供たちが回りに天使のように遊んでいるという大家族の天国を造っている人です。
結婚式のあった家のすぐ裏は海。
皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_10265613.jpg

皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_10273743.jpg

皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_10282566.jpg
帰ってからマクサンでの儀式にはまた沢山の近所の人々がやってきて、シガラジャの弟夫婦もやってきて、にぎやかに華やかに夕方の時間を共有しました。

こんな暮らしを長い間するうちに、かなり日本人の今の価値観とはかけ離れてしまった私の幸福感。1万円幸福な小金の使い道として・・・・・・・それを高級な銘菓に変えて美しい器に載せて一人あるいは数名で食べることよりは、市場で食材を買い、供え物を作って神々に捧げる儀式をし、大勢の人々と供え物のお下がりをニコニコ楽しく分け合うほうが・・・・絶対にゴージャスであると、本当に思うようになりました。

ご無沙汰しているのでそろそろ連絡しなくては・・とか思ったとたんに向こうから連絡が来る・・ということは親しい友人との間でかなり頻繁に起きますが、イタリアにいるセリーもちょうどメールをしようと思ったとたんにメールで美しい写真と近況を送ってくれました。
皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_11275235.jpg
皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_11281175.jpg
皮ボディ完成。忙しく喜びに満ちた重労働。_b0161391_11283657.jpg

天空の城みたいなすばらしい景色・・・・そしてロジャーと一緒に写っている味わいのあるイタリアのおじいさん達・・・・素朴で生粋のイタリア男達と意気投合しているロジャー・・・素敵な時間をすごしているようです。
でも時々・・こんな根っこを持たないヒッピー生活に涙も出ると・・・セリーはこぼすことがあります。

どこにいても心を大きく開いて同じ目の高さで人々とかかわれたら、地球上のすべての土地が故郷であるといえると思います。セリーには帰る場所はいくらでもあります。大家族のいるオーストラリアでも、息子の住むノルウェーでも、沢山の子供たちが迎えてくれるこのアバビ村でも。

by ekadantaya | 2012-10-18 11:45 | Trackback | Comments(0)